...彼女たちのスタイルは対蹠的だけど、どちらも美しい...
...この小説は対蹠的な二つの世界を描いている...
...彼は対蹠的な二つの見解から議論を始めた...
...この映画は対蹠的な主人公たちの物語だ...
...彼の考えは対蹠的で、どちらが正しいか決められない...
...――彼等の社会的対蹠点に病的なを感じてゐた...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...従つて何も谷崎潤一郎氏と対蹠点(たいせきてん)に立つてゐる訣ではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...凡(およ)そ対蹠(たいせき)的なものでした...
太宰治 「人間失格」
...将来の有声映画製作者にとってはこの二つの対蹠的(たいせきてき)な現象の分析的研究が必要となるであろう...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...他の諸国家と全く異った対蹠的な材料を提供しているものはソヴェート同盟である...
戸坂潤 「技術の哲学」
...漱石文化は例えば社会主義やマルクス主義と対蹠的な反対物...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...あまりに明らかに過ぎる対蹠をなしているから...
戸坂潤 「読書法」
...之とは対蹠の位置にある「文化政策」の文化のことだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...それは諸種のイズムと対蹠的に立つイズムである...
豊島与志雄 「愉快な話」
...それは貧乏神とは全く対蹠的(たいせきてき)な大財閥が一人控えている...
中里介山 「大菩薩峠」
...およそ対蹠的な存在でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...日本人と正に対蹠(たいしょ)的な地位に立ってる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...十一谷氏の擬古的な表現とは正に対蹠(たいしょ)的であり...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...常に簡単な階級的真理の相対的或は対蹠的な形態に帰納される!一一・二二...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...この点において愛は名誉心と対蹠(たいせき)的である...
三木清 「人生論ノート」
...完全にラ・ボエシと対蹠的である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...著しく対蹠的(たいしょてき)な相貌(そうぼう)を違えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...横浜のアメリカン・カラーとはおよそ対蹠的な関内の美妓が座をあっせんしてくれた...
吉川英治 「随筆 新平家」
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