...背後からその人の全身像がじっとこちらを見ている人と対談するのはつらいことである...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...偉大な観察者! 偉大な待望者! それと対談することは「新ニューイングランド夜話」であった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...男と対談する間にも時々夢のような瞳を上げて...
谷崎潤一郎 「秘密」
...酒壺洞君と対談することが出来た(市役所で...
種田山頭火 「行乞記」
...友人が来ると俺はそこで対談する...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...此両者の対談する場合は...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...ところで所長の立会いで俘虜と対談すると...
久生十蘭 「ノア」
...姫君はそれに託して対談するのを断わった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中の君はこの人と対談することの恥ずかしく思われたことも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...長者の大主と対談することが...
柳田国男 「海上の道」
...――覆面の武士と対談するなり...
山本周五郎 「風流太平記」
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