例文・使い方一覧でみる「対する」の意味
スポンサーリンク...そしてその虚偽や罪悪に対する憎しみの心を... 
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...貧富の懸隔に対する不平の念が増進する...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...往々にして却つてその事柄に対する興味を失はしめ...
相馬御風 「実物と模型」
...未来に対する安心した信頼をもっていそいそとわたしの労働をつづけた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...彼の女が友人に対する馴（な）れ馴れしい調子から見ると...
田中貢太郎 「妖影」
...河原町に対する彼の野気を示すに恰好なものであつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...支那人をして日本人に対する優越感を有たせるようなことがあってならぬことは...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...特に『工場』に対する『見方』がすっかり変ってきたのに...
徳永直 「工場新聞」
...進歩に対する熱望...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...したがって真に対する面白味を感ずるのみで...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...逆に行為的直観的に絶対矛盾的自己同一に対するのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...我々の行動や感情に対する推論のほとんど全てが...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論（人性論）」
...ただその形相そのものに対する素朴な愛好からそういうものを生んだのだ...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...相当の礼をもって対するがよい...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...荷物の支配などをしながら篠谷に対する憤懣からついつい荒つぽい言葉を取り換してゐると...
牧野信一 「南風譜」
...そしてそれに対する町奉行以下諸役人の処置に平（たひら）かなることが出来なかつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
...いつまた人間および神に対する不敬の罪に問われないともかぎらないのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しからば農業者に対する租税は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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