...寺領地等より得るところの金...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...「近日十津川郷人来二当寺領大滝村一懸レ札申云当村并花園村等吉野領十津川之内也仍令レ懸二此示之札一自今以後者可レ勤二十津川之公事一云々此条自由之次第不思議之事候」という書き出しで...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...どうやら寺領が借れるらしい...
種田山頭火 「行乞記」
...寺領借入の交渉が頓挫した...
種田山頭火 「行乞記」
...寺領(じりゃう)が殖(ふ)えたと見(み)る...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...これはというほどの寺領を後援し...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...阿闍利さまは日のあたる寺領に山百合の根を掘っていられました...
室生犀星 「あじゃり」
...我々の山*の麓のラオンタンと呼ぶある広い寺領の支配権を共有していた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...昔の寺領で、同じ名の慈恩寺と呼ぶ天台宗の寺があった...
柳田国男 「故郷七十年」
...寺船はもっぱら寺領輸送に使われるものなので...
吉川英治 「私本太平記」
...おそらくは九州東福寺領への赴任者として永らくこの地に住んでいた一僧にちがいあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...――東福寺領肥前ノ国彼杵(ソノキ)ノ荘ヘノ鎌倉幕府下知状目録といったような文書の反故裏(ほごうら)がたんねんにつかってある...
吉川英治 「私本太平記」
...寺へは寺領を寄進し...
吉川英治 「新書太閤記」
...寺領も寄附しておるので...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そこは増上寺の寺領で...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...彼處は全山が寺領で...
若山牧水 「樹木とその葉」
...竜造寺領内に会堂を建て布教することを許すこと...
和辻哲郎 「鎖国」
...南都の衆徒はしばしば蜂起して寺領のために血を流し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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