例文・使い方一覧でみる「寺方」の意味
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薄田泣菫 「艸木虫魚」
...寺方へはそれとなく暇（ひま）を取り候趣（おもむき）申立て候得（そうらえ）どもなほ不審の廉（かど）少なからざるにつき...
永井荷風 「榎物語」
...お寺方へでも寄附して了ふと言つてるぜ」平次はズバリと言つて退けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お寺方へでも寄付してしまうと言ってるぜ」平次はズバリと言って退（の）けました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寺方で無事に葬式を受けたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寺方の土用干しみたいで――」「シッ」「こいつを眺めていると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寺方で育つた少年らしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これを自動車にて修善寺方面に輸送する途中...
武者金吉 「地震なまず」
...この時万福寺方面に円形の光が横に並び...
武者金吉 「地震なまず」
...延宝七年七月七日一行しるす◆第三参考野見山法倫（のみやまほうりん）氏談話▼聴取日時前同日午後三時頃▼聴取場所如月寺方丈（ほうじょう）に於て▼同席者野見山法倫氏（同寺の住職にして当時七十七歳...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...善光寺方面へさしてゆく人馬は...
吉川英治 「上杉謙信」
...裾花川（すそはながわ）を辿（たど）って、長野、善光寺方面へ、大物見に行っていた山県三郎兵衛、原隼人（はやと）などの隊が帰って来て、「旭城の方にも、何らのうごきは相見えません」との復命を齎（もたら）した...
吉川英治 「上杉謙信」
...いよいよ天王寺方面の顕家を強大にする...
吉川英治 「私本太平記」
...石山の本願寺方へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...本願寺方の謀将鈴木重行（しげゆき）とは...
吉川英治 「新書太閤記」
...いうまでもなくそこに宿泊している信長の長子信忠を、本能寺方面と、ときを同じゅうして、討ち果すためである...
吉川英治 「新書太閤記」
...勝龍寺方面へ立ち去ったと申しおりました」と復命した...
吉川英治 「新書太閤記」
...三井寺方面から明智兵を掃討して来た堀秀政とその旗下もまた...
吉川英治 「新書太閤記」
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