...寸時に振り返ったら、自分一人になっていた...
...あの人は、寸時ためらわずに行動する...
...寸時の隙に、彼はドアを開けて逃げ出した...
...事故が起こったとき、寸時の判断が命を救うこともある...
...彼女の演技は、寸時の表情の変化やしぐさにも表れている...
...彼には伯爵令嬢花園京子という寸時も忘れ難い人がある為に...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...寸時もわき見をしないで...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...」鴈治郎は一寸時計を振つてみた...
薄田泣菫 「茶話」
...C D君も同様なことを寸時いわれましたが...
戸坂潤 「読書法」
...私の頭から寸時も離れない...
外村繁 「日を愛しむ」
...とよの先刻の姿は寸時も私の頭から離れない...
外村繁 「澪標」
...寸時の躊躇の後、私は手探り足探りで、窓の方へ近づいて行った...
豊島与志雄 「囚われ人」
...彼(かれ)は到底(たうてい)寸時(すんじ)も其(そ)の家(いへ)に堪(た)へられなく成(な)つて...
長塚節 「土」
...赤(あか)い(おき)を包(つゝ)む白(しろ)い灰(はひ)を寸時(すんじ)の猶豫(いうよ)をも與(あた)へないで吹(ふ)き捲(まく)つた...
長塚節 「土」
...寸時の安心も得られないのです...
夏目漱石 「行人」
...鼻は寸時もその信心深そうな姿勢をくずさず...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...寸時も看病人を病床より離れしめぬ事...
正岡子規 「病牀六尺」
...彼は寸時もこうしてはいられないといったように...
山本周五郎 「似而非物語」
...寸時も早くその大円房とやらの腕前が見たいと思った...
吉川英治 「剣難女難」
...寸時も離れることなく...
吉川英治 「三国志」
...陣中の寸時をさいても...
吉川英治 「私本太平記」
...寸時、ご談合いただけますまいか」「うるさいな、再三」だまって奥へ引っこんでしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...寸時もはやく家康公(いえやすこう)へおとどけあるが上分別(じょうふんべつ)とこころえます」「おお...
吉川英治 「神州天馬侠」
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