...すぐれた寶玉のやうな問題は...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...三九 天から持つて來た寶物...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...延寶五年六月、ひそかに男山の八幡宮に詣でて、奸臣退き、忠臣進み、なほ將軍に嗣子あらむことを祈りて歸りけるに、その事幕府に洩れ、忠直は譴責を被り、正信は移されて、淡路なる松平綱道に預けられぬ...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...恰好のいい多寶塔をちらと振仰ぎながら...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...彼が屡々讃美した素晴らしい寶冠もあつた...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...故に曰く朝鮮を得たるは寶玉を得たるにあらずして...
竹越三叉 「深憂大患」
...公儀に書き上げになつて居る家寶の郷義弘が無くなれば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...新鑄未刻印(しんちうみこくいん)の小判三千兩と御家の重寶二品三品盜み出して逃げうせ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十萬兩の寶搜しよりも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三万八千石金森出雲守樣の御寶物...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――千兩箱といろ/\のお寶を隱したところを見附けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「あの寶雲齋といふ修驗者は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寶搜しは俺の柄ぢやないから」平次は先を潜りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寶搜しで拾つたのだらうといふことでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寶屋の身代が轉げ込む草之助が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...國寶の鐘を拜觀した處...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...まされる寶子に如かめやも...
林芙美子 「風媒」
...印度教のはラヴァナに寶車を奪はるゝ程弱い者なれば是れ亦同じからず...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
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