...勝誇った寵児(ちょうじ)のプライドに充(み)ちた昔の面影は微塵も見られないで惻隠(そくいん)に堪えられなかった...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...金の寵愛(ちょうあい)を得ているときだった...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...エセックスが女王の輝かしき寵臣レスター伯の継子になったという事実だけは...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...成功、権力、青春、君寵、人気――このすばらしい伯爵の幸福になんの欠くることがあったろう...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...女王の寵が一たび彼のうえから去れば...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...わたしはこれ以上真実な聖なる儀式――辞書が「内面的な精神的な神の恩寵の...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...傍には秋壑の寵姫(ちょうき)が綺麗に着飾ってたくさん坐っていた...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...わたしを御寵愛あそばすのではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...女は大旗本の寵者(おもいもの)になっている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...運命の寵臣(ちょうしん)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...それに帝の御寵愛(ちょうあい)もたいしたものであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...徳の最初の寵児であったソクラテスは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そういう特別の恩寵に値するのか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...藩主の寵(ちょう)ばかりでなく...
山本周五郎 「竹柏記」
...然れども人生れて才藻の嬖寵を詩神に享くるに至りては...
横瀬夜雨 「花守」
...土の恩寵だけが歌はれ...
吉川英治 「折々の記」
...満寵(まんちょう)字(あざな)を伯寧という者だ...
吉川英治 「三国志」
...故国の人々にお会いなされますか」満寵のことばは...
吉川英治 「三国志」
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