...何人も寵児として特別の待遇に浴することなく...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...あのように彼の寵愛(ちょうあい)を受けていた...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...伯爵は民衆の寵児であるという位置を...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...なあに、親爺の寵者で、うちの召使なんだ、おれのいろではあるまいし、おれもまずほかに女がいないではあるまいし、あいつに惚(ほ)れてもなんでもいるんではないが、いなくなると心がいらいらする、焦(じ)れて焦れてたまらない、しまいには血の気が頭に上って、「浮気者にも程がある、明朝帰って来たらただは置かぬぞ」という、物すごい気分にまで上ずって来ることもあるが、さて、朝になって帰って来て、「ねえ、あなた」なんぞとやられると、神尾の頭へ上った血が不思議にグッと下ってしまう...
中里介山 「大菩薩峠」
...それにめ合せる筈の三人の寵臣...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...私の收穫は笑ひの中に、寵愛の中に、歡喜の中になくてはならない――それでいゝのだ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...梅が軒端の匂ひ鳥」(匂ひ鳥とは鶯の事です)と謡われた様に鶯は梅の寵児...
牧野富太郎 「植物記」
...美しいオリオンの寵愛(ちょうあい)をうけている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...御息所のほうでは院に寵姫(ちょうき)が幾人も侍している中へ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...院の御寵愛がこれに集まらぬわけはない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その妻妾寵童から官人使丁の末にいたるまで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その寵愛を最も多くうけた妻が夫のあとを追うということが彼らの習わしなので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...身は天地の寵児(ちょうじ)のごとき気持だった...
吉川英治 「黒田如水」
...終始恩寵(おんちょう)をおかけ遊ばされたことは...
吉川英治 「三国志」
...とかく帝の寵から遠ざけられていたのも...
吉川英治 「私本太平記」
...君寵(くんちょう)義貞に厚しともあれば……」「お...
吉川英治 「私本太平記」
...細川家の恩寵の厚きを思い...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...将軍家の寵臣同士が...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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