...寳永(ほうえい)元年に綱豐が将軍の世子となり...
石原純 「關孝和」
...六月九日塚本サンヨリ菓子――十七日「三つの寳」サシヱ全部渡シズミ――二十日「湖南の扇」ノ裝幀仕事全部渡シズミ――二十五日春日ニテつる助...
小穴隆一 「二つの繪」
...平松さんには「三つの寳」の表紙の女の子に困つて世話になつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...寺寳として寺社奉行所の臺帳に載つてゐる品もあるんだよ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...近頃では寺寳の一つになり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次はまだこの寳搜しに乘り出さうといふ氣にはならなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...獲寳(たからをう)』といふ文句ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其處を掘りさへすれば寳が出て來るとね」「此處ほれワンワンと來た」八五郎は少し醉つて居りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...寳玉をゑぐり取られて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其上洛の際に夥しき珍寳を持參したと記されてある...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...其方の寳の潔白沙汰は今の世の石瓦...
一葉 「暗夜」
...つね/″\寳(たから)のやうに大事(だいじ)がりて...
樋口一葉 「われから」
...都合(つがう)の惡(わ)るいは此處(こゝ)の家(うち)には一人(ひとり)も子寳(こだから)が無(な)うて...
樋口一葉 「われから」
...現金や立派な寳石類を手放した...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「印度の婦人へ」
...彼の妹たちには悦(よろこ)びの寳庫である自然も...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...立派な衣裳や寳石の心配はもう何もしないことにしよう――爪の先程の價値もないやうなものはみんなね...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...箕面(みのも)や寳塚は直ぐなんですの...
正宗白鳥 「見學」
...印度は實に世界の寳庫であつて...
松本文三郎 「印度の聖人」
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