例文・使い方一覧でみる「寰」の意味


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...これを地理的境(かんきょう)より見る時には...   これを地理的寰境より見る時にはの読み方
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」

...まず地理的境を見るに...   まず地理的寰境を見るにの読み方
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」

...同じ礼拝の当体としても鑑真和尚のよりはずっとわれわれの人(じんかん)に近づいている...   同じ礼拝の当体としても鑑真和尚のよりはずっとわれわれの人寰に近づいているの読み方
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」

...もしそれ真に学に志さんとするものはもとより遠く塵(じんかん)を脱して世潮の浮沈を度外に置くを要するや言を俟(ま)たざるなり...   もしそれ真に学に志さんとするものはもとより遠く塵寰を脱して世潮の浮沈を度外に置くを要するや言を俟たざるなりの読み方
津田左右吉 「史論の流行」

...むしろ一刻でも人(じんかん)を離れて...   むしろ一刻でも人寰を離れての読み方
寺田寅彦 「銀座アルプス」

...遠く人を離れて...   遠く人寰を離れての読み方
豊島与志雄 「自由人」

...天風に乗じて人(じんかん)に下るような気取りで歩いて行きましたが...   天風に乗じて人寰に下るような気取りで歩いて行きましたがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...山へ登りましても人(じんかん)の展望をほしいままに致そうとの慾望もござりませず...   山へ登りましても人寰の展望をほしいままに致そうとの慾望もござりませずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...深い木立の間を雲霧にぬれて漸く山巓について何となし人を離れた感じで居る所へこんな烏が飛んで來たのは更に別天地のやうに思はれた...   深い木立の間を雲霧にぬれて漸く山巓について何となし人寰を離れた感じで居る所へこんな烏が飛んで來たのは更に別天地のやうに思はれたの読み方
長塚節 「鉛筆日抄」

...谷は急に深くして枝葉相交はりて人をるゝこと遠し...   谷は急に深くして枝葉相交はりて人寰をるゝこと遠しの読み方
長塚節 「草津行」

...再び塵(じんかん)に帰るを得ず...   再び塵寰に帰るを得ずの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...假令ば宇宙の如き此宇と唱ふる丈は如何にも有れ...   假令ば宇宙の如き此寰宇と唱ふる丈は如何にも有れの読み方
西周 「尚白箚記」

...その辺に水区(すいかんく)が多いから...   その辺に水寰区が多いからの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...千年ほど前出来た『宇記(かんうき)』に...   千年ほど前出来た『寰宇記』にの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...桂香先認異塵...   桂香先認異塵寰の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...病躯却喜出塵...   病躯却喜出塵寰の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...久将恩沢流宇...   久将恩沢流寰宇の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...漢皇剣をひっさげて宇(かんう)を清め一たび強秦(きょうしん)を定む四百載(さい)桓霊(かんれい)いまだ久しからず火徳衰(おとろ)う乱臣賊子鼎(ていだい)を調え群盗四方にあつまる蟻の如し万里の奸雄みな鷹揚(おうよう)吾ら大嘯(たいしょう)...   漢皇剣をひっさげて寰宇を清め一たび強秦を定む四百載桓霊いまだ久しからず火徳衰う乱臣賊子鼎を調え群盗四方にあつまる蟻の如し万里の奸雄みな鷹揚吾ら大嘯の読み方
吉川英治 「三国志」

「寰」の読みかた

「寰」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寰」


ランダム例文:
受けつけ   吉備   怨み死に  

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