例文・使い方一覧でみる「寧ろ」の意味


スポンサーリンク

...こんな場合嫌悪の感を催すことなしに寧ろいたいけな可憐な感をおぼゆるものである...   こんな場合嫌悪の感を催すことなしに寧ろいたいけな可憐な感をおぼゆるものであるの読み方
飯田蛇笏 「茸をたずねる」

...暗殺者を出すことは寧ろ極めて少なかつたのです...   暗殺者を出すことは寧ろ極めて少なかつたのですの読み方
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」

...それを苦痛若くは他の感じとして直接に驗しないうちは眞に信ずることの出來ない――寧ろ信じようとしない人間の悲しい横着は...   それを苦痛若くは他の感じとして直接に驗しないうちは眞に信ずることの出來ない――寧ろ信じようとしない人間の悲しい横着はの読み方
石川啄木 「第十八號室より」

...直接にそれに向け得たか? 寧ろ彼は...   直接にそれに向け得たか? 寧ろ彼はの読み方
伊藤野枝 「惑ひ」

...もはや準戦時体制ではなくて寧ろ戦時体制に這入った...   もはや準戦時体制ではなくて寧ろ戦時体制に這入ったの読み方
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」

...寧ろホッブズの怪獣 Leviathan であった...   寧ろホッブズの怪獣 Leviathan であったの読み方
戸坂潤 「現代唯物論講話」

...寧ろ未発展な唯物論がそのまま爛熟したものに他ならぬ...   寧ろ未発展な唯物論がそのまま爛熟したものに他ならぬの読み方
戸坂潤 「日本イデオロギー論」

...でそれは範疇の翻訳と呼ばれる代りに寧ろ範疇の系統的な解釈と呼ばれるに相応しい...   でそれは範疇の翻訳と呼ばれる代りに寧ろ範疇の系統的な解釈と呼ばれるに相応しいの読み方
戸坂潤 「範疇の発生学」

...我輩寧ろ其の徒爾に屬するを知る...   我輩寧ろ其の徒爾に屬するを知るの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...寧ろ彼れを粗豪の一木強漢と思ふもの多かりき...   寧ろ彼れを粗豪の一木強漢と思ふもの多かりきの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...というよりは寧ろ...   というよりは寧ろの読み方
豊島与志雄 「土地に還る」

...寧ろ、彼女の前に赤裸な自分の心を投げ出し得なかったのが、後から考えると悲しかった...   寧ろ、彼女の前に赤裸な自分の心を投げ出し得なかったのが、後から考えると悲しかったの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...寧ろ新聞記事の小説化と云った方が妥当であろうと思う...   寧ろ新聞記事の小説化と云った方が妥当であろうと思うの読み方
直木三十五 「大衆文芸作法」

...といふより寧ろ、他の島々に比べて少い位なのだ...   といふより寧ろ、他の島々に比べて少い位なのだの読み方
中島敦 「環礁」

...何方(どなた)かと思つたら……と寧ろ低い声で云つた...   何方かと思つたら……と寧ろ低い声で云つたの読み方
夏目漱石 「それから」

...寧ろ鮹入道と云つた方が適当の赤い禿頭で...   寧ろ鮹入道と云つた方が適当の赤い禿頭での読み方
牧野信一 「円卓子での話」

...このことは歴史家の歴史家としての仕事であるよりも寧ろ哲學者の仕事である...   このことは歴史家の歴史家としての仕事であるよりも寧ろ哲學者の仕事であるの読み方
三木清 「歴史哲學」

...私は寧ろ深夜の獨酌を愛する...   私は寧ろ深夜の獨酌を愛するの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

「寧ろ」の読みかた

「寧ろ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寧ろ」


ランダム例文:
伝統美   開庁   プラント  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
線状降水帯   制御不能   脂肪肝  

スポンサーリンク

トップへ戻る