例文・使い方一覧でみる「寥々」の意味


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...畢竟蒹葭堂主人は寥々(れうれう)たる著書と画との外に何も伝へなかつたと言はなければならぬ...   畢竟蒹葭堂主人は寥々たる著書と画との外に何も伝へなかつたと言はなければならぬの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...寥々(りょうりょう)として寒そうな水が漲っている...   寥々として寒そうな水が漲っているの読み方
伊藤左千夫 「水害雑録」

...いかに寥々たるものであったかが判りましょう...   いかに寥々たるものであったかが判りましょうの読み方
上村松園 「画学校時代」

...ことに教会は互いに相離れ遠(とおざ)かりければこの新来の宗教を信ずるものは実に寥々寂々(りょうりょうせきせき)たりき...   ことに教会は互いに相離れ遠かりければこの新来の宗教を信ずるものは実に寥々寂々たりきの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...われわれはまた諸君のために決して犬馬の労を厭うものではない……」拍手の音は寥々たるものであった...   われわれはまた諸君のために決して犬馬の労を厭うものではない……」拍手の音は寥々たるものであったの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...以て其機關雜誌に掲出せしめたり固より寥々たる短章に過ぎずと雖も...   以て其機關雜誌に掲出せしめたり固より寥々たる短章に過ぎずと雖もの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...以て其機関雑誌に掲出せしめたり固より寥々たる短章に過ぎずと雖も...   以て其機関雑誌に掲出せしめたり固より寥々たる短章に過ぎずと雖もの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...いつも寥々(りょうりょう)たる広野の心持のするところです...   いつも寥々たる広野の心持のするところですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その割合の寥々(りょうりょう)たるには一層驚かざるを得ない...   その割合の寥々たるには一層驚かざるを得ないの読み方
新渡戸稲造 「民族優勢説の危険」

...橋の上を通る人は寥々(りょうりょう)としていた...   橋の上を通る人は寥々としていたの読み方
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」

...隣りの豐前に寥々として居るのは伊豫からの交通の關係から怪むに足らぬのである...   隣りの豐前に寥々として居るのは伊豫からの交通の關係から怪むに足らぬのであるの読み方
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」

...寂寥々とした哀愁が...   寂寥々とした哀愁がの読み方
宮本百合子 「偶感一語」

...「國の爲捨る命はをしまねど路の葎となるぞ悲しき」「寥々月色斷頭場」の絶命の辭を殘したのを見ると...   「國の爲捨る命はをしまねど路の葎となるぞ悲しき」「寥々月色斷頭場」の絶命の辭を殘したのを見るとの読み方
横瀬夜雨 「天狗塚」

...寥々(りょうりょう)とした星ばかりならいいが...   寥々とした星ばかりならいいがの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...寥々(りょうりょう)の破旗悲風に鳴り...   寥々の破旗悲風に鳴りの読み方
吉川英治 「三国志」

...天地も寥々(りょうりょう)の感があった...   天地も寥々の感があったの読み方
吉川英治 「三国志」

...それに鎌倉じゅうは無人寥々(りょうりょう)なさいであったから...   それに鎌倉じゅうは無人寥々なさいであったからの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...寥々(りょうりょう)たる味方の影に...   寥々たる味方の影にの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「寥々」の読みかた

「寥々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寥々」


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妻帯      もしも  

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