...寡人はこの二の褥が...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...充分這入ると多寡をくくって安心し切っていた最後のトランクへ...
谷譲次 「踊る地平線」
...寡婦のユシュルーは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今さっきのがまさにそれ!」寡婦はクチュール夫人の耳許にかがみこんで言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...医者を探しに行っといで」寡婦が言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...如何(いかん)となれば、書生の勉強、僧侶の眠食は身体の苦痛にして、寡慾、正直、深切の如きは精神の忍耐、即ち一方よりいえばその苦痛なればなり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...獨逸人の寡婦で、二三度泊りに來てゐるうちに、この村がすつかり氣に入り、本氣でホテルをやる氣があるなら金を出してやるから此處にもつといいホテルをつくつてはどうだと、向うから言ひ出した...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...父アラスデルが世を易(か)えてシェーンが悲しみの寡婦となって後も二人のあいだの子アラスデルはやっぱりわかアラスデルであった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「漁師」
...いろ/\の大津絵を謳ふことが寡くない...
正岡容 「寄席風流」
...女工を習い寡婦を粧(よそお)い...
南方熊楠 「十二支考」
...寡婦の生活を送っていた後...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自嫌其書寡少...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...啻(ただ)に寡婦孤児だといふのみではない...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...いかにせん味方は寡兵...
吉川英治 「三国志」
...多寡(たか)をくくっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...けれど平常が寡黙(かもく)で生真面目(きまじめ)なほうだから...
吉川英治 「新書太閤記」
...何たる寡慾(かよく)...
吉川英治 「新書太閤記」
...およそは多寡(たか)の知れたあの三人……あはははは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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