...ドンゴロスの袋をかぶって寝苦しい一夜を明かした...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...寝苦しい一夜を明かす...
谷譲次 「踊る地平線」
...寝苦しい寝返りを繰り返してゐるうちに...
種田山頭火 「其中日記」
...・白うつづいてどこかに月のある夜みち・寝苦しい月夜で啼いたはほととぎす・てふてふとまるなそこは肥壺・悔いることばかり夏となる・いつでも死ねる草が咲いたり実つたり五月三十日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...昨夜も今夜も少々寝苦しい...
種田山頭火 「其中日記」
...どうも寝苦しい、妙な嫌な夢を見る...
種田山頭火 「其中日記」
...どうも寝苦しい、やつと寝つくと悪夢におそはれる、詰らないことである...
種田山頭火 「其中日記」
...今夜も寝苦しいとは...
種田山頭火 「其中日記」
...寝苦しい夜がつゞく...
種田山頭火 「旅日記」
...毎夜々々寝苦しいお島は...
徳田秋声 「あらくれ」
...猶一層変に寝苦しい...
豊島与志雄 「春」
...「あんまり寝苦しいから...
夏目漱石 「行人」
...むし暑い、寝苦しい夜で、遠くで、食用蛙の無気味な啼き声がしてゐる...
林芙美子 「浮雲」
...寝苦しい夏の夜も...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...寝苦しい、麹室のようなムンムンする、プロレタリアの群居街でも、すっかりシーンと眠っていた...
葉山嘉樹 「生爪を剥ぐ」
...寝苦しいものと見えて...
葉山嘉樹 「生爪を剥ぐ」
...何かお寝苦しいことでもございましたか」「いや...
吉川英治 「私本太平記」
...寝苦しい夜があった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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