...寝所には寝具が必要だね...
...うちの寝所は狭いけど居心地がいいよ...
...外で寝るより、寝所で寝た方が快適だよ...
...寝所でゴロゴロしていると、時間がすぐに過ぎちゃうね...
...疲れたら寝所に戻ろう...
...地面の下の暖い寝所にも腹のへつてゐる蟻がうんとゐるのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...その寝所に一ぱいになつてゐる小さい虫を一匹育てるのに...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...その寝所の下を調べさしたところが...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...大いに驚いて私は寝所へ引上げた...
太宰治 「津軽」
...法師丸の寝所は、前にも云うように女子供に侵入されて、誰彼の差別もなく並んで寝るような始末であったが、それでも此の少年の寝床だけは、一番上座に衝立(ついたて)で区切りがしてあって、その衝立の内側に、彼と青木主膳とが眠るのであった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...誰にも仰っしゃってはいけませんよ」寝所の入り口へ来たときに...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その小さな暗い寝所は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おひけになると御寝所や次の間は燭台になって...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...夫人は子供に起こされて寝所からいざって出る時に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...寝所へはいったのが九時ころであろう...
山本周五郎 「菊千代抄」
...寝所へ入るまえに...
山本周五郎 「竹柏記」
...宇乃の寝所ははなれているが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...それから仲人夫妻に導かれて寝所へはいってからも...
山本周五郎 「やぶからし」
...野営が張られるとすぐ自分の寝所をこしらえたので...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...春眠暁ヲ覚エズ――というほどな今なのに、俊基の寝所では、小鳥と共に、はや、かすかな物音がもれていた...
吉川英治 「私本太平記」
...いちど良人を寝所へ送ってから...
吉川英治 「私本太平記」
...が――寝所へその注進が伝わると...
吉川英治 「新書太閤記」
...――寝所からとび出すと...
吉川英治 「新書太閤記」
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