...寝所には寝具が必要だね...
...うちの寝所は狭いけど居心地がいいよ...
...外で寝るより、寝所で寝た方が快適だよ...
...寝所でゴロゴロしていると、時間がすぐに過ぎちゃうね...
...疲れたら寝所に戻ろう...
...糸子はお松を寝所へ下らせて...
海野十三 「蠅男」
...才之助の汚い寝所に...
太宰治 「清貧譚」
...御寝所の片隅に小さく控えて居りましたが...
太宰治 「鉄面皮」
...お前は今晩から寝所の外を見張ってもらいたい」六郎はその晩から右大将家の寝所の周囲を警衛(けいえい)することになった...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...家へ帰ると急いで寝所へ入ってしまったが...
徳田秋声 「縮図」
...父はもう寝所に寝ていて...
豊島与志雄 「自由人」
...その寝所の布片は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その小さな暗い寝所は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...将軍家光の寝所の外までしのびより...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...私は断じて……」酔うと着たまま寝所へもぐりこみ...
山本周五郎 「菊千代抄」
...「早く寝所へはいるがよいな」そう云って...
山本周五郎 「日本婦道記」
...あの証文は彼の寝所に付属した納戸(なんど)の...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...明日の晩からは寝所をべつにできるからね」と良人はまた云った...
山本周五郎 「やぶからし」
...自分の寝所を他のものが占領していた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...殿は柳堂でしんと寝所に臥(ふ)せっているありさまだ...
吉川英治 「私本太平記」
...寝所へ移るようにすすめていた...
吉川英治 「私本太平記」
...その利家は、寝耳に水の、佐々異変を知って、すぐ寝所を出、「成政のやり出しそうなことではある」と、つぶやきながら、顔を洗い、うがいをし、朝のように、書院へ出た...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつぞやも、麹町の吉田忠左衛門殿の浪宅に寄って、さし当っての困難が、上野介の在否を知ること、邸内の絵図面を手に入れること、内部の構え、寝所、抜け道の有無、警固の人物と人数などだが――誰もが各、種々(さまざま)な方面から、心をくだいて、探ってはいるが、前にも云ったような厳重さに、まだ何一つとして、探り得たものはない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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