...彼女のことが寝ても覚めても頭から離れない...
...あの曲が頭から離れなくて、寝ても覚めても鳴っている...
...彼は仕事のことばかり考えていて、寝ても覚めても仕事のことばかり話していた...
...寝ても覚めても彼女に会いたい気持ちが強くて、仕事に集中できない...
...その事件が起きてから、寝ても覚めても犯人探しをしている...
...俳人といふものは寝ても覚めても俳句の話で持ち切つてゐるものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...才兵衛は鰐口を神様の如くあがめて、その翌日から四十八手の伝授にあずかり、もともと無双の大力ゆえ、その進歩は目ざましく、教える鰐口にも張合いが出て来るし、それにもまして、才兵衛はただもう天にも昇る思いで、うれしくてたまらず、寝ても覚めても、四十八手、四十八手、あすはどの手で投げてやろうと寝返り打って寝言(ねごと)を言い、その熱心が摩利支天(まりしてん)にも通じたか、なかなかの角力上手になって、もはや師匠の鰐口も、もてあまし気味になり、弟子に投げられるのも恰好(かっこう)が悪く馬鹿々々しいと思い、或(あ)る日もっともらしい顔をして、汝(なんじ)も、もう一人前の角力取りになった、その心掛けを忘れるな、とわけのわからぬ訓戒を垂れ、ついては汝に荒磯(あらいそ)という名を与える、もう来るな、と言っていそいで敬遠してしまった...
太宰治 「新釈諸国噺」
...寝ても覚めても念佛三まいに月日を送っていましたので...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...寝ても覚めても自由だ...
種田山頭火 「行乞記」
......
種田山頭火 「四国遍路日記」
...寝ても覚めても芸のことを考へて居る様でなければ駄目です...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...この一粒も先祖の御蔭と申すことを寝ても覚めても忘るる事なく...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...寝ても覚めても、結局は死んでしまいたい事に話が落ちるけれど、なにくそ! たまには米の五升も買いたいものだと笑う...
林芙美子 「新版 放浪記」
...寝ても覚めても、結局死んでしまいたい事に落ちるが、なにくそ! たまには米の五升も買いたいものだ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...と寝ても覚めても忘れない復讐の成就される時である...
火野葦平 「糞尿譚」
...寝ても覚めても我々を苦しめる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...肉体は寝ても覚めても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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