...この魚雷型潜水艇内に寝たきりである...
海野十三 「地球要塞」
...菊之助を葬(ほうむ)った後には共にわずらい寝たきりになって...
太宰治 「新釈諸国噺」
...終日寝床に寝たきりなのでございますが...
太宰治 「葉桜と魔笛」
...その頃はもう寝たきりで動けなくなっていた子規が頭の中で根岸の町を歩いて画いてくれた図だと思うと特別に面白いような気がする...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...一日寝たきりで、時計をそばに持つてこさせ、それからしきりに附近の地理を知りたがつてゐるやうでした...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...祖母はずっと寝たきりだった...
豊島与志雄 「同胞」
...私は──私は長わずらいの床に寝たきりだ...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...半身不随で寝たきりの三右衛門を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寝たきりの重病ではなかったため...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...づーっと寝たきり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...私は今は結核サナトリウムの一室で寝たきりの生活を送つてゐる...
北條民雄 「鬼神」
...ジェシは寝たきりの国王を思い出した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...死ぬまで寝たきりでした」「じゃあ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...家に戻つてからは寝たきりになつた...
牧野信一 「熱海線私語」
...寝たきりでいるそうで...
三好十郎 「冒した者」
...ベッドに寝たきりでいるのだったら...
山川方夫 「暑くない夏」
...そのあげく風邪ぎみの熱を発してきょうは寝たきり頭があがらないでいるということだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...仰向(あおむ)けに寝たきりで...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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