...二十年目ごとにその山で寝ずの番のようなことをするのも確認されている...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...寝ずの番をしているのです...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...寝ずの番をしていました...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...寝ずの番をして見せる人がありましたら...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...町中(じゅう)では王子がうまく寝ずの番をして...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...私は冬の寝ずの番...
高村光太郎 「智恵子抄」
...寝ずの番の交替でひと晩中庭に張り番をして...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...大変悪くて寝ずの番までしている病人が...
田中貢太郎 「黄燈」
...今晩は寝ずの番をして妖怪の正体を見届けると云った...
田中貢太郎 「魔王物語」
...しかし寝ずの番で見出したのは...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...寝ずの番が、ぽとぽと、廊下へ草履の音を立てて、廻ってしまった...
直木三十五 「南国太平記」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...それは止めた」「寝ずの番は鳶頭一人ですか」「寺男と小坊主が二人...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寝ずの番も頬杖(ほおづえ)をついていねむっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...寝ずの番に就いていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「そうだ、明朝、勝入がこれへ来るのを待つまでもなく、夜のうちに、黄母衣(きほろ)(使者)の者をやっておこう」秀吉は、むっくり起きて、寝ずの番へ、料紙と硯(すずり)をもって来い――と、どなった...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこに寝そべっている寝ずの番の男を揺り起して訊ねると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...無論、郁次郎は食い物も寝るのもそのまま、閾際(しきいぎわ)には、寝ずの番が三名、夜どおし眼を光らしている...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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