例文・使い方一覧でみる「寔」の意味


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...(まこと)に知る...   寔に知るの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...に一個の欠点と云う可く...   寔に一個の欠点と云う可くの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...に心外の事どもである...   寔に心外の事どもであるの読み方
辰野隆 「書狼書豚」

...私事にわたることを云ふのはに恐縮であるが...   私事にわたることを云ふのは寔に恐縮であるがの読み方
谷崎潤一郎 「泉先生と私」

...然るところ先般は(まこと)に御親切なる御書面を戴(いただ)き...   然るところ先般は寔に御親切なる御書面を戴きの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...こんな時には(まこと)に困る...   こんな時には寔に困るの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...御好意は(まこと)に有難いけれども...   御好意は寔に有難いけれどもの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...川柳狂歌春画三味線の如きはに他の民族に見るべからざる一種不可思議の藝術ならずや...   川柳狂歌春画三味線の如きは寔に他の民族に見るべからざる一種不可思議の藝術ならずやの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...日本の神社と寺院とはその建築と地勢と樹木との(まこと)に複雑なる綜合美術である...   日本の神社と寺院とはその建築と地勢と樹木との寔に複雑なる綜合美術であるの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...にそれは忘我の陶酔境でありまして...   寔にそれは忘我の陶酔境でありましての読み方
西尾正 「陳情書」

...是は(まこと)に忍び難い不利である...   是は寔に忍び難い不利であるの読み方
柳田国男 「海上の道」

...「多事、これからの多事多端、世のうつり変りは、(まこと)に、思いやらるるばかりです...   「多事、これからの多事多端、世のうつり変りは、寔に、思いやらるるばかりですの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...東の名はあるが...   東寔の名はあるがの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...(まこと)に短い期間であった...   寔に短い期間であったの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...風采といったら(まこと)にあがらない小柄なほうだ...   風采といったら寔にあがらない小柄なほうだの読み方
吉川英治 「日本名婦伝」

...(まこと)に、そもじのお命は、御仏(みほとけ)のお護り、人業(ひとわざ)ではない...   寔に、そもじのお命は、御仏のお護り、人業ではないの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...源家の輩(ともがら)にとっては、(まこと)に、勿怪(もっけ)の幸(さいわ)いともいうべきだ」「…………」「そうではないか」「はい」「お汝(こと)等、よい若人どもも、まさか草深い配所に、芋(いも)粟(あわ)を喰ろうて、生涯流人の給仕をするために、佐殿に付いておるわけでもあるまいが」「…………」どう答えたらよいか...   源家の輩にとっては、寔に、勿怪の幸いともいうべきだ」「…………」「そうではないか」「はい」「お汝等、よい若人どもも、まさか草深い配所に、芋粟を喰ろうて、生涯流人の給仕をするために、佐殿に付いておるわけでもあるまいが」「…………」どう答えたらよいかの読み方
吉川英治 「源頼朝」

...(まこと)に泰平の盛事である...   寔に泰平の盛事であるの読み方
吉川英治 「柳生月影抄」

「寔」の読みかた

「寔」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寔」


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