例文・使い方一覧でみる「寓」の意味


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...寄(きぐう)してゐる家に帰れば丁度十時になると思つた...   寄寓してゐる家に帰れば丁度十時になると思つたの読み方
犬養健 「朧夜」

...大阪南本町の仮にゐた私を訪ねて来てくれたことがあつた...   大阪南本町の仮寓にゐた私を訪ねて来てくれたことがあつたの読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...猿樂町に居た時は恰も山本の家に寄してゐた形であつた...   猿樂町に居た時は恰も山本の家に寄寓してゐた形であつたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...各階にひと部屋しかない小さな公(アパート)なのだ...   各階にひと部屋しかない小さな公寓なのだの読み方
高見順 「いやな感じ」

...一度もその居をたずねたことはなかった...   一度もその寓居をたずねたことはなかったの読み方
寺田寅彦 「俳諧瑣談」

...第一の話――イソップ物語の中のもので...   第一の寓話――イソップ物語の中のものでの読み方
豊島与志雄 「文学以前」

...話に於て狐が如何に狡猾であろうとも...   寓話に於て狐が如何に狡猾であろうともの読み方
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」

...さまざまなる意(ぐうい)の下に描直(かきなお)され...   さまざまなる寓意の下に描直されの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...われ初て南岳と交(まじわり)を訂(てい)せしは明治三十二年の頃清朝の人にして俳句を善くしたりし蘇山人羅臥雲(そさんじんらがうん)が平川天神祠畔(ひらかわてんじんしはん)の居においてなりけり...   われ初て南岳と交を訂せしは明治三十二年の頃清朝の人にして俳句を善くしたりし蘇山人羅臥雲が平川天神祠畔の寓居においてなりけりの読み方
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」

...三四郎は何か意(ぐうい)でもあることと思って...   三四郎は何か寓意でもあることと思っての読み方
夏目漱石 「三四郎」

...――野々宮君は自分の寄(きぐう)している広田先生の...   ――野々宮君は自分の寄寓している広田先生のの読み方
夏目漱石 「三四郎」

...彼の言うがままに従うに如(し)かずと閑静なる処に居(ぐうきょ)を構(かま)え...   彼の言うがままに従うに如かずと閑静なる処に寓居を構えの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...今私は信濃追分の假にゐる...   今私は信濃追分の假寓にゐるの読み方
堀辰雄 「豆自傳」

...公となり筆生となつた生活は...   寓公となり筆生となつた生活はの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...これは眞志屋が既に二本氏から金澤氏に轉した後の文である...   これは眞志屋が既に二本氏から金澤氏に轉寓した後の文であるの読み方
森鴎外 「壽阿彌の手紙」

...十九歳のとき上京したが翌年故あって拙宅に寄した...   十九歳のとき上京したが翌年故あって拙宅に寄寓したの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...大漢四百年、その間の治乱には、必然、多くの門葉ご支族も、僻地に流し、あえなく農田に血液をかくし給うこと、何の歴史の恥であろう...   大漢四百年、その間の治乱には、必然、多くの門葉ご支族も、僻地に流寓し、あえなく農田に血液をかくし給うこと、何の歴史の恥であろうの読み方
吉川英治 「三国志」

...貴説は論拠をなさないことになるが――流の新免家六人衆武蔵が...   貴説は論拠をなさないことになるが――流寓の新免家六人衆武蔵がの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「寓」の読みかた

「寓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寓」

「寓」の英語の意味

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