例文・使い方一覧でみる「寓」の意味


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...近年は殆ど全く老主人の邸に寄して執事のやうな役を勤め...   近年は殆ど全く老主人の邸に寄寓して執事のやうな役を勤めの読み方
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」

...天此の室に(ぐう)す...   天此の室に寓すの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...私と由井氏とは芝の新銭座の或る人の坐敷を借りて居した...   私と由井氏とは芝の新銭座の或る人の坐敷を借りて寓居したの読み方
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」

...即ち私の寄する家である...   即ち私の寄寓する家であるの読み方
永井荷風 「深川の散歩」

...翁を千駄木町(せんだぎまち)の居(ぐうきょ)に訪(おとな)い其閲読を煩(わずらわ)さねばならぬものであった...   翁を千駄木町の寓居に訪い其閲読を煩さねばならぬものであったの読み方
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」

...したがって褒貶(ほうへん)の私意を(ぐう)しては自家撞着(じかどうちゃく)の窮地に陥(おち)いります...   したがって褒貶の私意を寓しては自家撞着の窮地に陥いりますの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...此の意小説は只だ理窟ばかりを詰込んで...   此の寓意小説は只だ理窟ばかりを詰込んでの読み方
新渡戸稻造 「教育の目的」

...どうぞ書生として寄(きぐう)させてくれと頼んだ...   どうぞ書生として寄寓させてくれと頼んだの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...長兄の仮があつた...   長兄の仮寓があつたの読み方
原民喜 「小さな村」

...この話ができたのは二千年よりもっと前でしょう...   この寓話ができたのは二千年よりもっと前でしょうの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...先づ拉典區トウリエ街に假す...   先づ拉典區トウリエ街に假寓すの読み方
堀辰雄 「リルケ年譜」

...横須賀に居を定め...   横須賀に寓居を定めの読み方
牧野信一 「或るハイカーの記」

...蛇類は建築物や著しき廃址にし...   蛇類は建築物や著しき廃址に寓しの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...その状を確かに知るは妻ばかりという意(ぐうい)だと解った...   その状を確かに知るは妻ばかりという寓意だと解ったの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...又其全家が十二月中相模国「余綾郡山下村百姓仙次郎方」にしてゐた...   又其全家が十二月中相模国「余綾郡山下村百姓仙次郎方」に寓してゐたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...二十三年八月磐が佐倉のを撤して赤羽に舎(やど)つた...   二十三年八月磐が佐倉の寓を撤して赤羽に舎つたの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...話に出てくる狐のような口をきくな」とやり返された...   寓話に出てくる狐のような口をきくな」とやり返されたの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...光源氏が須磨(すま)に流(りゅうぐう)していた時に...   光源氏が須磨に流寓していた時にの読み方
柳田国男 「雪国の春」

「寓」の読みかた

「寓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寓」

「寓」の英語の意味

「寓なんとか」といえば?   「なんとか寓」の一覧  


ランダム例文:
石倉   土釜   世辞がいい  

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