...障子外通る許(ばか)りや冬座敷寒菊に憐みよりて剪(き)りにけり一月三十日 「玉藻五句集(第八十二回)(第八十三回)」倉庫の扉(ひ)打ち開きあり寒雀(かんすずめ)二月五日 句謡会...
高浜虚子 「六百句」
...寒雀(かんすずめ)と言って...
太宰治 「チャンス」
...やはりこの寒雀を追いまわしたものだ...
太宰治 「チャンス」
...寒雀! と内心ひそかに狂喜したのである...
太宰治 「チャンス」
...ばりばりと寒雀を骨ごと噛みくだいて見せる勇気は無かった...
太宰治 「チャンス」
...寒雀もずいぶんしばらく食べなかったな...
太宰治 「チャンス」
...矢庭(やにわ)にお膳の寒雀二羽を掴(つか)んでふところにねじ込み...
太宰治 「チャンス」
...ゆっくり二羽の寒雀を食べたいとそればかり思っていた...
太宰治 「チャンス」
...これからゆっくり寒雀をと思ったとたんに玄関で...
太宰治 「チャンス」
......
永井荷風 「自選 荷風百句」
...それで皆(みんな)して佐藤の事を寒雀(かんすずめ)寒雀と囃(はや)していた...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...当時余は寒雀とはどんなものか知らなかった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...いっしょになってやっぱり寒雀寒雀と調戯(からか)った...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
......
前田普羅 「普羅句集」
...朝早い寒雀のさえずりが耳につく...
吉川英治 「私本太平記」
...寒雀みたいに一つ炬燵へ起き揃う...
吉川英治 「随筆 新平家」
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