...寒ければ着るのであるから...
泉鏡花 「婦系図」
...ゾーッと寒けを感じないではいられませんでした...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...風やゝ寒ければ、手拭を頬被りにす...
大町桂月 「赤城山」
...血液容量の減少は真の出血の多くの症状、たとえば衰弱、気絶、寒け、などを起こす...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...寒けのするようなしずけさは...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...そばで見ている者のほうがぞくぞく寒けがしてきて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「少年たち」
...ぞーっと寒けがした...
豊島与志雄 「黒点」
...わたしは急に寒けを覚え...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...不意にひやりと寒けがした...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...秋風の寒けき頃の...
長塚節 「長塚節歌集 上」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...鍛冶屋はぞつと寒けを覚えた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ハリスは寒けがした...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...あたりは急に寒けだつのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...はげしい寒けを感じた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...それは寒けがするほどはっきりと見えた幻であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それは寒けを感じている人のような声だった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...そのうち寒けを感じて来たのでまた湯に入ろうとしかけたとき...
横光利一 「旅愁」
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