例文・使い方一覧でみる「富札」の意味

...私（わたし）は富札（とみふだ）がカチンと極（きま）つて... 私は富札がカチンと極つての読み方
泉鏡太郎「雨ふり」

...そこの入場券が富札（とみふだ）になっています... そこの入場券が富札になっていますの読み方
寺田寅彦「先生への通信」

...つい面白くなって頻りに富札の景気を見ていました... つい面白くなって頻りに富札の景気を見ていましたの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...その富札（とみふだ）が当ると千両になるでしょう... その富札が当ると千両になるでしょうの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...その中の富札だけを持って逃げ出したというのです... その中の富札だけを持って逃げ出したというのですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...富札を買って気の違った人や... 富札を買って気の違った人やの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...盗られた品は？」「それがつまらない物なんです」「富札とか言ったね」「え」「外（ほか）にはないね」「外にお金が少し」「ヘエ――...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...外の事なら違っても大した事はありませんが、富札の番号は、一つ違えば、どんな事になるかもわからないのです...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...五寸二分に一寸五分の鳥の子の富札が一千両になるのですから... 五寸二分に一寸五分の鳥の子の富札が一千両になるのですからの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...ちょうど富札を一枚そっくり呑むのです... ちょうど富札を一枚そっくり呑むのですの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...「えッ」平次の投（ほう）った富札に... 「えッ」平次の投った富札にの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...あつしの買つた富札の番號は梅の千五百八番でせう... あつしの買つた富札の番號は梅の千五百八番でせうの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...ツイ富札を買つたことを叔父さんに打ち明けてしまつたのです... ツイ富札を買つたことを叔父さんに打ち明けてしまつたのですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...――眞面目な町人が富札を買ふなどは... ――眞面目な町人が富札を買ふなどはの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...その富札をよこしなさい... その富札をよこしなさいの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...嫌がる清太郎さんから富札を取上げ... 嫌がる清太郎さんから富札を取上げの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...――富札まで燒いての強意見（こはいけん）は藥が強過ぎたのです... ――富札まで燒いての強意見は藥が強過ぎたのですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...当たった富札（とみふだ）をふり廻しているような興奮で一世一代の仕事だと考えた... 当たった富札をふり廻しているような興奮で一世一代の仕事だと考えたの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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