例文・使い方一覧でみる「密訴」の意味
スポンサーリンク...彼は友人に対して密訴を行った... 
...警察は彼女の密訴に基づいて調査を開始した...
...彼は政治家に対して密訴をしたと噂されている...
...密訴によって、事件は解決された...
...彼女は密訴者になったことに後悔している...
...……目安箱（めやすばこ）の密訴状の実否やら遠国の外様（とざま）大名の政治の模様...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...八重の一派が企ておる謀叛の事実をここに密訴いたします...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...密訴でもしたら妹のお小夜の命を奪ってしまうと脅迫され...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...日本においてそれを売却せらるる意志なりと附会して安南政庁に密訴...
久生十蘭 「魔都」
...王様に独立資金獲得の計画ありとフランス総督に密訴するとかしないとかというえらい騒ぎになって……から...
久生十蘭 「魔都」
...吉見の父が少年二人を密訴（みつそ）に出したので...
森鴎外 「大塩平八郎」
...これは一昨日の夜平山の密訴（みつそ）を聞いた時にすべき決心を...
森鴎外 「大塩平八郎」
...密訴（みつそ）をした平山と父吉見とは取高（とりだか）の儘（まゝ）譜代席小普請入（ふだいせきこぶしんいり）になり...
森鴎外 「大塩平八郎」
...「この密訴も握りつぶす...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...江戸で密訴の書状を受取ってから...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...密訴をしたためである...
吉川英治 「剣難女難」
...さては、主の呂伯奢は、隣村へ酒を買いに行くなどといって出て行ったが、県吏に密訴して、おれ達を縛らせ、朝廷の恩賞にあずかろうという気かも知れん」呟いていると、暗い厨（くりや）のほうで四、五名の男女の者が口々に――縛れとか、殺せとか――云いかわしているのが、曹操の耳へ、明らかに聞えてきた...
吉川英治 「三国志」
...和田呂宋兵衛（わだるそんべえ）という者が密訴（みっそ）をしてきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...また密訴して出た証人もあることだ」「それほど...
吉川英治 「新書太閤記」
...まごまごしていれば何人（なんぴと）かがきっと探し当てて官へ密訴して出るにちがいない...
吉川英治 「親鸞」
...六波羅へ密訴したかどで...
吉川英治 「源頼朝」
...常磐様を以前密訴した伯父でしょうか...
吉川英治 「源頼朝」
...自分の口から密訴すれば...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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