...心密かに期していたそうである...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...密かにこの叔母に相談した...
石川啄木 「鳥影」
...密かにまた彼の腹の中を探っているので...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...今後の事もあるので密かに小母さんの一人を訪ね...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...朝鮮の陣中から失踪して密かに上洛した者であること...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...密かに秀次に謁し...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...彼はこの何年ものあいだ密かに抱いていたテリーザへの慕情から邪悪をなしたのだと思い込むようになっていた...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...密かに己等が部屋へ來れと乞ふて...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...わざわざ自分の病気をわるくして長引かしては密かに喜んだりする一種の精神病者に似た心理状態にあるという事を巧みに暗示すると云うよりはむしろ露骨に押しつけようというのであった...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...密かにほくそ笑む連中...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...邸宅の周りには素晴らしい公園があるから好きなだけ乗馬できる」密かに監視していたベナはヴィラが初めて興味を示すのを見た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...密かに僕達の胸の中を怯やかせたこともある...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...密かに密かに生れつつあつた不思議さを思ふと誰しも涙なしにはゐられまい...
室生犀星 「愛の詩集」
...尠からぬ金力が密かに送られてゐたといふ...
吉川英治 「折々の記」
...密かに驚嘆したのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...密かに自らを慰めるものは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...密かにはずいぶん人も訪ねていたろうと思われる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...尠(すくな)からぬ金力が密かに送られていたという...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
