...決して空々寂々というような...
高神覚昇 「般若心経講義」
...いわんや婦人にいたっては寂々寥々(せきせきりょうりょう)たるものであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...悠々淡々閑々寂々...
種田山頭火 「其中日記」
...一、寂々たるべし...
種田山頭火 「其中日記」
...いつものやうに悶々寂々...
種田山頭火 「其中日記」
...庵はいつも閑々寂々...
種田山頭火 「其中日記」
...不思善不思悪、空々寂々...
種田山頭火 「其中日記」
...空々寂々、善哉々々...
種田山頭火 「其中日記」
...帰来無別事雑草茫々浮塵寂々中国のよろしさありがたい人情六月五日曇...
種田山頭火 「旅日記」
...お前にゃ空々寂々だ」...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...寂々たる一千巌万壑(いっきょうせんがんばんがく)のうちを蹈破し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...長い夜(よ)はすぐに寂々(しんしん)と更(ふ)け渡って来て...
永井荷風 「すみだ川」
...満園寂々人影なし...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...いのじヶ原は空々寂々として...
中里介山 「大菩薩峠」
...このままで空々寂々では...
中里介山 「大菩薩峠」
...空々寂々(くうくうじゃくじゃく)に過したり...
新渡戸稲造 「自警録」
...空々寂々(くう/\じやく/\)のあんぽんたんであつたのだ...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...「山城寂々五更初...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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