...皇室の御宸念は、この世界的變革期に臨んでいふも畏れ多い程である...
吉川英治 「折々の記」
...何をそのようにご宸念(しんねん)を傷めておいで遊ばしますか」「朕(ちん)の行く末は案じぬが...
吉川英治 「三国志」
...士気の昂揚をご宸念(しんねん)あそばして下さい」と...
吉川英治 「三国志」
...――かならずご宸念(しんねん)をお煩(わずら)わし遊ばしますな」と...
吉川英治 「三国志」
...どうしたらよいであろう」「さほどご宸念(しんねん)には及ばないでしょう」仲達はおっとり答えた...
吉川英治 「三国志」
...上(かみ)の御宸念(ごしんねん)をも煩わせ奉った身が...
吉川英治 「私本太平記」
...御宸念(ごしんねん)のほど...
吉川英治 「私本太平記」
...懸念いたしておったところぞ」「ご宸念(しんねん)をわずらわし奉り...
吉川英治 「私本太平記」
...戦乱(せんらん)のちまたに飢(う)えひしがれている民のうえにご宸念(しんねん)を休(やす)ませられたことがない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お上(かみ)のご宸念(しんねん)のたえない道理(どうり)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
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