...仰いで宸聴(しんちょう)に達す...
田中貢太郎 「続黄梁」
...そして修道院長の許可状と国王の宸翰との全体は会計院と議政府とにおいて一六五四年に認可された...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...此宸影の自分が見たるものは富岡鐵齋翁の所藏さるゝものにして...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...そして花園院宸記によると...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...咳一つ聞えぬ中を天皇旗剣花坊大正天皇御大典将門に指もさゝせぬ紫宸殿同南洋に面して据える高御座同第一の句は殊に名高い...
正岡容 「大正東京錦絵」
...春の夜のもやにそひたる月ならん手枕かしぬ我が仮ぶしに (晶子)二月の二十幾日に紫宸殿(ししんでん)の桜の宴があった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうかもう宸襟(しんきん)を安んじていただきたい...
吉川英治 「三国志」
...紫宸殿(ししんでん)の広庭にちがいない...
吉川英治 「私本太平記」
...御宸念(ごしんねん)のほど...
吉川英治 「私本太平記」
...御宸襟(ごしんきん)をなやまし奉りました罪...
吉川英治 「新書太閤記」
...御宸襟(ごしんきん)をなやまし奉る...
吉川英治 「新書太閤記」
...紫宸殿(ししいでん)に出御(しゅつぎょ)して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また懐徳堂には霊元上皇宸筆の勅額あり...
吉田松陰 「留魂録」
...後光厳院宸翰本(ごこうごんいんしんかんぼん)(群書類従...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...しかし伝宸翰本などのごとくちょうどこの推測にあてはまる異本が存し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...学問の比較的盛んであった南北朝の宮中にもし宸翰本のごとき『枕草紙』が伝わっていたとすれば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...すなわち耄及愚翁本や伝宸翰本が別れる時すでに...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...伝宸翰本のごとく一個所にまとめられることは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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