...三大炊之助は家重代の宝物...
江見水蔭 「壁の眼の怪」
...家重代の鎧までを入質して...
直木三十五 「南国太平記」
...「家重代の脇差(わきざし)だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...徳川九代家重の寛延元年七月廿七日の禁令には(百八十八年前)おつて供り徒士の者...
長谷川時雨 「凡愚姐御考」
...お家重代の宝物の紛失...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...家重代の伝はりものゝ印籠までが小箪笥の中からとり出されてしまつてある...
平出修 「夜烏」
...将軍家重公(いえしげこう)御上洛(ごじょうらく)...
山本周五郎 「ひとごろし」
...土蔵造りの大商店は赤毛氈に家重代の金屏風(びょうぶ)...
山本笑月 「明治世相百話」
...九代家重公の宝暦(ほうれき)の初めっ方...
夢野久作 「名娼満月」
...忠房は家重代の家臣とも思うている...
吉川英治 「剣難女難」
...源家重代の白旗をとり出させて...
吉川英治 「私本太平記」
...源家重代の白旗が授かるなどは」「それこそは」と師直が...
吉川英治 「私本太平記」
...執権高時から贈られた源家重代の白旗は壇の香華のように香煙のわきに垂れさがっていたのである...
吉川英治 「私本太平記」
...家重代(いえじゅうだい)のよろいを着...
吉川英治 「私本太平記」
...ひとり家重ばかりでなく...
吉川英治 「新書太閤記」
...徳川家重宝の初花(はつはな)の茶入れを――家康から秀吉へ贈る――歴史的な使命を勤めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...平家重代の刀、抜丸烏丸の名刀は、忠盛が、鈴鹿の山賊を討って、賊から獲たものだと伝説じみているが、史書にも載(の)っている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...こんどの合戦に際しても源家重代の「源太ヶ産衣(うぶぎ)」という鎧(よろい)と...
吉川英治 「源頼朝」
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