...三月二十日、谷干城、同家家職某、津田仙、高橋秀臣の一行が午前五時に上野を発って富田駅に下車すると、駅前には関口忠太郎、村山半、蓼沼丈吉、津久居彦七等の地方有志や、山田友次郎、岩崎佐十、野口春蔵等を先頭とした被害民約三千人が出迎えていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...家職は道具商ですが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...養父は家に置いて家職のことを覚えさせるより...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...殿下はそれまで二十数人いた家職の大半を御解雇になった...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...家職の一人も言っている...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...今取り次いだ家職が出て来た...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...ここでしばらくお待ち下さい」家職の数も...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...君公に近侍の家職の人達などは...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...良清朝臣(よしきよあそん)などが家職の下役しかせぬことにも奔走するのも哀れであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏はもとの預かり人や新たに任命した家職の者に命じていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夜になって楽人たちの退散していく時に紫の夫人付きの家職の長が下役たちを従えて出て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...家職のものの息子で...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...伏見宮家職(かしよく)田中氏にあづけられた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...女子薫子の父若江量長は伏見宮家職の筆頭で...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...家職といえば現帝の御被官...
吉川英治 「私本太平記」
...上杉家から手伝いの家職まで来て...
吉川英治 「私本太平記」
...あらぬ家職に変ってまいりました...
吉川英治 「私本太平記」
...家職のそちよりほかに預けおく者はない...
吉川英治 「私本太平記」
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