...中宮寺の境内は寂しいものでした...
薄田泣菫 「中宮寺の春」
...中宮寺の弥勒(みろく)にしても...
高村光太郎 「回想録」
...中宮寺を含む法隆寺一郭の中にわれらの美の淵源とすべき彫刻の充満していることはいうまでもない...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...御祖母の尼御台さまの御指図に依り鶴岳八幡宮寺別当尊暁さまの御門弟として僧院におはひりになり...
太宰治 「右大臣実朝」
...宮寺に参籠せしめ給ふ可しと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...九州西国第三十二番は龍宮寺...
種田山頭火 「行乞記」
...年の市は所々の宮寺にあったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...中宮寺の弥勒菩薩像に比べると...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...きょうは夢殿や中宮寺なんぞも見損ったから...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...中宮寺にうつされ文永年間信如尼によって修補が行われた...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...羽後の神宮寺町の附近に細く高い二坐の岩山が孤立するのを...
柳田國男 「地名の研究」
...或る年仙北郡神宮寺山の麓の村で...
柳田国男 「山の人生」
...「そのことは今も、これへ集まった和田、松尾、南江、神宮寺、佐備(さび)、橋本らの部将が、口をそろえてわしにすすめていたところだ...
吉川英治 「私本太平記」
...安間、神宮寺などは、武者扱いにそつのない老臣、よく相談してやりまする...
吉川英治 「私本太平記」
...あれは西域式の画を中宮寺観音の気分によって変化したものといえよう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...やがて結論として中宮寺観音をつくり出すような生活なのであった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その曲線をきわ立って感じさせないか(中宮寺観音)...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...中宮寺観音は様式の上においてもそこばくの日本化が認められる作品であるが...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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