...老人はちよつと顎で私のはうをしやくつて見せながら)中宮寺へ案内してやるところぢやから...
薄田泣菫 「中宮寺の春」
...年の市は所々の宮寺にあったが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...中宮寺の弥勒像もまた飛鳥彫刻の名作として...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...中宮寺の弥勒菩薩像をこのように考えると...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...中宮寺の弥勒菩薩像に比べると...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...勿体(もったい)なくも中宮寺の国宝如意輪観音(にょいりんかんのん)に恋をしたことさえあるのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...或る秋の日にひとりで心ゆくまで拝してきた中宮寺(ちゅうぐうじ)の観音像...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...延寿王院(神宮寺といふ)に入りて菅公真蹟を拝観す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...現代の私たちは千余年前にできたあの中宮寺(ちゅうぐうじ)に蔵する「天寿国曼荼羅(てんじゅこくまんだら)」の色彩の前に...
柳宗悦 「工藝の道」
...神宮寺という駅から少し南に行ったところに楢岡(ならおか)と呼ぶ村があります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...一族の神宮寺正師(じんぐうじまさもろ)...
吉川英治 「私本太平記」
...神宮寺などの一族中のおもな者七...
吉川英治 「私本太平記」
...ところが鳳輦(ほうれん)が八幡に着くと同時に、およそ七、八千騎の軍勢がどこからともなく来て、夜のうちに洛外をうずめ、それらが一せいに旗手(はたで)を解いて朝空にひるがえしたのを見れば、北畠顕能(あきよし)、千種顕経(あきつね)、楠木正儀(まさのり)、和田、越智(おち)、神宮寺など、いずれも南軍の精鋭であらぬはない...
吉川英治 「私本太平記」
...もとこの像は三輪山(みわやま)の神宮寺(じんぐうじ)の本尊であって...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...中宮寺(ちゅうぐうじ)観音...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...中宮寺観音などの仏像は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...中宮寺観音等)においては大人(おとな)のそれが用いられているに反して...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...この心持ちを具体化して中宮寺観音が創造せられるのに何の不思議があろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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