...彼に対して宥免の措置が取られた...
...彼女は宥免されたが、仕事は失った...
...宥免の条件として彼は罰金を支払うことになった...
...宥免の判決が下された時、彼女は思わず泣き出した...
...彼の若さによって、宥免されるかもしれない...
...天上皇帝も格別の御宥免(ごゆうめん)を賜わせらるるに相違あるまい...
芥川龍之介 「邪宗門」
...子息ハ宥免ノツモリデヰマシタ...
太宰治 「右大臣実朝」
...すなはち和田左衛門尉さまがお二人の御子息の宥免のお沙汰に感泣なさいましたそのすぐ翌日...
太宰治 「右大臣実朝」
...和田氏もきのふ御子息の御宥免にあづかつたばかりなのに...
太宰治 「右大臣実朝」
...たちまち御宥免になつたとかいふ事さへあつたほどで...
太宰治 「右大臣実朝」
...比丘尼なんど高尚の憂ひ顔にて御宥免を願ひ出づるは必定...
太宰治 「右大臣実朝」
...御宥免(ごゆうめん)あるべからず...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...それでも御宥免がなければ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...彼女も神の宥免を願った...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...法律も変容した罪悪の前に宥免(ゆうめん)を乞(こ)いながら退かなければならないような場合が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...拝啓久しく御無沙汰に打過ぎ候段(そうろうだん)平(ひら)に御宥免被下度(ごゆうめんくだされたく)候しかし毎度新聞雑誌にて面白き御作(おさく)拝見仕(つかまつ)りわれら芸術主義の徒(と)のためかつは徳川の懐かしき趣味のため御奮闘ありがたく奉感謝(かんしゃたてまつり)候...
永井荷風 「書かでもの記」
...まず借物にいたみのないようにと宥免(ゆうめん)を乞うのを耳にも入れず...
中里介山 「大菩薩峠」
...上へ御宥免(ごゆうめん)を願うように致したい...
中里介山 「法然行伝」
...大士と弟子たちの宥免(ゆうめん)を願い奉ると夫婦叩頭(こうとう)...
南方熊楠 「十二支考」
...そのうちに源氏宥免(ゆうめん)の宣旨が下り...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...まんろくな者と申しくるめて御引取願いましては商売冥利に尽きますると平に御宥免(おゆるし)を願いましたが...
夢野久作 「名娼満月」
...「御宥免(ごゆうめん)は...
吉川英治 「平の将門」
...宥免状は夫の許に赴く妻に持たせてやろう...
和辻哲郎 「鎖国」
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