...余は教会に捨てられて始めて寛容寛宥の美徳を了知するを得たり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...神よ吾等の罪を宥し給へ...
千家元麿 「自分は見た」
...罪名宥(ゆる)さず...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...更けて、跛を曳きつつ、犬に吠えられつつ、樹明泥酔して来庵、自転車々々々と繰り返す、生酔本性とはこれだらう、宥め賺して、やつと寝させる、……すぐ大鼾だ!夕暮、クロトリを聴く、ぢつと耳傾けてゐると、その声は切ない、しかし情愛の籠つた声だ...
種田山頭火 「其中日記」
...それでも私は却って此方から長田を宥(なだ)めるように...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...終(しまい)には宥(なだ)めるように辞(ことば)を和げたが...
徳田秋声 「あらくれ」
...宥(なだ)め役にしばしば本家のお神が駈(か)けつけたのだった...
徳田秋声 「縮図」
...罪の浅きも深きも一同に御宥し下されて...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...これはあの娘ではないのだ! わたしは彼女を宥めようとしてみましたが...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...平次に言い宥(なだ)められながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この位の洪水(みず)はいつもの事なんだからね」そう繰り返し繰り返し云って私を宥(なだ)めながら...
堀辰雄 「幼年時代」
...上帝は平和好き故出来るだけ魔を寛宥してその乞うままに物を与えた...
南方熊楠 「十二支考」
...詞(ことば)をやさしくして宥(なだ)めていたので...
森鴎外 「渋江抽斎」
...半兵衛の病を宥(いたわ)ることも忘れず...
吉川英治 「新書太閤記」
...宥(いた)わり慰めた...
吉川英治 「源頼朝」
...宥(なだ)め顔にまた訊ねた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...外交交渉や宥和政策によって懐柔しようとする...
和辻哲郎 「鎖国」
...宥免状は夫の許に赴く妻に持たせてやろう...
和辻哲郎 「鎖国」
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