例文・使い方一覧でみる「室町殿」の意味


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...後(のち)のものには室町殿(むろまちどの)の営中(えいちゆう)の事どもを記録(きろく)せられたる伊勢家の書(しよ)には越後布(ぬの)といふ事あまた見えたり...   後のものには室町殿の営中の事どもを記録せられたる伊勢家の書には越後布といふ事あまた見えたりの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...此事室町殿の頃武家の俗習(ぞくしふ)よりおこりて...   此事室町殿の頃武家の俗習よりおこりての読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...室町殿の扱いがあって双方とも永年の意趣を水に流し...   室町殿の扱いがあって双方とも永年の意趣を水に流しの読み方
谷崎潤一郎 「武州公秘話」

...委しくは氏郷記近江日野町誌を可レ見○三味線は永禄年中琉球より渡来したること通説なれどもこれを小唄に合わせて弾きたるは寛永頃より始まる由高野辰之博士の日本歌謡史に記載あり尤も天文年中既に遊女の手に弄ばれたること室町殿日記に見え好事家は早くより流行歌に用いたる趣同じく右歌謡史に委し...   委しくは氏郷記近江日野町誌を可レ見○三味線は永禄年中琉球より渡来したること通説なれどもこれを小唄に合わせて弾きたるは寛永頃より始まる由高野辰之博士の日本歌謡史に記載あり尤も天文年中既に遊女の手に弄ばれたること室町殿日記に見え好事家は早くより流行歌に用いたる趣同じく右歌謡史に委しの読み方
谷崎潤一郎 「盲目物語」

...隔日に室町殿へ出頭してくれるようにと頼んだ...   隔日に室町殿へ出頭してくれるようにと頼んだの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...文亀三年に実隆新作の能「狭衣」の曲が室町殿において演ぜられ...   文亀三年に実隆新作の能「狭衣」の曲が室町殿において演ぜられの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...宗祇が室町殿に出入し...   宗祇が室町殿に出入しの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...「室町殿日記」に見られる十二代將軍義晴の天文十一年に...   「室町殿日記」に見られる十二代將軍義晴の天文十一年にの読み方
吉川英治 「折々の記」

...その頃の世相を見て書いた「室町殿(むろまちどの)物語」に依ると...   その頃の世相を見て書いた「室町殿物語」に依るとの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...「室町殿日記」に見られる十二代将軍義晴の天文十一年に...   「室町殿日記」に見られる十二代将軍義晴の天文十一年にの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...茨組という暴民のことは「室町殿日記」にも見え...   茨組という暴民のことは「室町殿日記」にも見えの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...「室町殿物語」などによると...   「室町殿物語」などによるとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...そちの父祖も、吉川家に随身の者か」「遠くは近江(おうみ)の佐々木が一族と聞いておりますなれど、室町殿滅亡後、母方の里へひそみました由で、吉川家の禄(ろく)は喰(は)んでおりませぬ」などと家系や、縁類などの質問があって後、「侍奉公は、初めてか」「まだ主取(しゅどり)は存じませぬ」「当家に望みがあるやに、角兵衛から聞いておるが、当家のどこがようて、望んだか」「死に場所として、死に心地の好さそうなお家と存じまして」「む、む」忠利は、唸(うめ)いた...   そちの父祖も、吉川家に随身の者か」「遠くは近江の佐々木が一族と聞いておりますなれど、室町殿滅亡後、母方の里へひそみました由で、吉川家の禄は喰んでおりませぬ」などと家系や、縁類などの質問があって後、「侍奉公は、初めてか」「まだ主取は存じませぬ」「当家に望みがあるやに、角兵衛から聞いておるが、当家のどこがようて、望んだか」「死に場所として、死に心地の好さそうなお家と存じまして」「む、む」忠利は、唸いたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「室町殿」の読みかた

「室町殿」の書き方・書き順

いろんなフォントで「室町殿」


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