...実弟が昨日遊びに来たよ...
...私は実弟がいないので、彼の話がわからない...
...実弟は兄に比べて背が低い...
...実弟は大学生になったらしい...
...実弟と一緒に食事に行った...
...同時に文夫さんの父君とその実弟と...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...夫人の実弟洋吉と云う方は...
大阪圭吉 「死の快走船」
...仙洞御所の御母后の御実弟で...
太宰治 「右大臣実朝」
...のみならず岩村県令も同志社の親分株の林有造氏の実弟であるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...友二郎は四十年配、先代の実弟で、まことによく出来た人間ですが、なにぶん店の方が忙しいので、滅多に寮を見舞っている暇もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...吉田は私の実弟で...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...その義弟――ルウス・ジュッド夫人の実弟――バアトン・マッキンネル青年とが...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...この喜久八の実弟が...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...婦長の実弟である若い薬剤師と時々顔を合せるのは随分とつらい刑罰であった...
松永延造 「職工と微笑」
...叔父上――顕治の父の実弟...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...未亡人の実弟桜井須磨右衛門(すまえもん)は...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...老父の隣の部屋に寝ていた曹操の実弟の曹徳が...
吉川英治 「三国志」
...高氏の実弟、ことし十七の直義(ただよし)なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...経家の実弟吉致(よしむね)でもあったから...
吉川英治 「私本太平記」
...「ひとりか」「ひとりです」「岩松経家の実弟吉致(よしむね)というのだな...
吉川英治 「私本太平記」
...北条一族の赤橋守時の実弟だった...
吉川英治 「私本太平記」
...良人(おっと)の実弟にあたる木挽町(こびきちょう)の浅野大学が来ての話では...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...従前からも、実弟山上三郎へ、たった一ぺん、無心の手紙を持って使いにやられたほかは、そうした身寄り頼りを一切たのみとしない母であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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