...実弟が昨日遊びに来たよ...
...私は実弟がいないので、彼の話がわからない...
...実弟は兄に比べて背が低い...
...実弟は大学生になったらしい...
...実弟と一緒に食事に行った...
...私の実弟で洋吉(ようきち)と申します...
大阪圭吉 「死の快走船」
...仙洞御所の御母后の御実弟で...
太宰治 「右大臣実朝」
...実弟の世良田(せらだ)某(ぼう)を連れて来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...やがて麹町(こうじまち)三番町(さんばんちょう)の実弟...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...友二郎は四十年配、先代の実弟で、まことによく出来た人間ですが、なにぶん店の方が忙しいので、滅多に寮を見舞っている暇もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...婦人は麻布(あざぶ)区宮村町六七正二位勲一等伯爵枢密院副議長芳川顕正氏養子なる子爵曾禰安輔氏の実弟寛治氏の夫人鎌子(廿七)にして長女明子あり...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...吉田は私の実弟で...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...例えば江州(ごうしゅう)水口(みなくち)の碩学(せきがく)中村栗園(なかむらりつえん)は父の実弟のように親しくして居ましたが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私の父が本家の曾祖父の実弟の血統なので...
正宗白鳥 「幼少の思ひ出」
...叔父上――顕治の父の実弟...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...実弟須磨右衛門は親切にはしてくれるが...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...老父の隣の部屋に寝ていた曹操の実弟の曹徳が...
吉川英治 「三国志」
...経家の実弟吉致(よしむね)でもあったから...
吉川英治 「私本太平記」
...一時鎌倉の執権職にもついた赤橋守時の実弟なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...前田犬千代の実弟だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...良人(おっと)の実弟にあたる木挽町(こびきちょう)の浅野大学が来ての話では...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...前(さき)の関白兼実(かねざね)の実弟にあたる僧正として...
吉川英治 「親鸞」
...母の実弟山上三郎が勤めていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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