...私の実兄はもう結婚しています...
...彼女は実兄に相談して決めた...
...実兄とは大きく年齢が離れています...
...彼女と実兄はとても仲が良い...
...彼は自分の実兄に顔を合わせたくないそうだ...
...大尉(たいゐ)は予(よ)が友(とも)露伴氏(ろはんし)の実兄(じつけい)なり...
饗庭篁村 「隅田の春」
...被害者の実兄だと称している西一郎(二六)なのでしょう」「今のところそんなことはないよ」「西一郎の住所は?」「被害者と同じ家だろう?」「冗談いっちゃいけませんよ...
海野十三 「恐怖の口笛」
...しかし被害者の実兄の住所を極秘にしていることは...
海野十三 「恐怖の口笛」
...被害者の実兄と女中と僕とは...
江戸川乱歩 「悪霊」
...その叔父様というのは御実兄にあたる大旦那様を殺し...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...彼の実兄だと主張する私をただ蔑んだ眼で見て笑うばかりでした...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...このお方はただ温厚のお方のやうで二念なく御実兄の相州さまのお下に控へていらつしやいましたし...
太宰治 「右大臣実朝」
...私の実兄を神田淡路町の宿屋に訪れ...
太宰治 「喝采」
...事実兄は、ぼくを中学の寄宿舎に置くと、一家を連れて上京、自分は××組合の書記長になり、学校にストライキを起しくびになり、お袋達が鎌倉に逃げかえった後も、豚箱から、インテリに活動しました...
太宰治 「虚構の春」
...実兄の竹村家に養われ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...酒巻さん――貴美子夫人の実兄の酒巻ドクトル――が神経衰弱の診察をするんだとか言って...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...所が私の居る山本の隣家(りんか)に杉山松三郎(すぎやままつさぶろう)(杉山徳三郎(とくさぶろう)の実兄)と云う若い男があって...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...自分の実父および実兄が下手人であった事が明白になったのである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...すなわちたつ女の実兄の長男で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...諸葛孔明(しょかつこうめい)の実兄で...
吉川英治 「三国志」
...よいでしょうか」「実兄の家に下宿して...
吉川英治 「新・水滸伝」
...じつは守備隊にはてまえの実兄孫提轄(そんていかつ)という者がいる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あの実兄粂之介(くめのすけ)と...
吉川英治 「旗岡巡査」
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