...実に面目次第もない...
大杉栄 「獄中記」
...さてかように苔虫類では一国内は実に絶対の平和で...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...実に忠実に父に尽した...
高村光太郎 「回想録」
...」「井伏の小説は、実に、逃げ足が早い...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...実にけしからんじゃないか...
太宰治 「惜別」
...実に、自由思想家の大先輩ではないか...
太宰治 「パンドラの匣」
...けれども私は、その身長に於(お)いても、また顔に於いても、あるいは鼻に於いても、確実に、人より大きいので、何かと目ざわりになるらしく、本当に何気なくハンチングをかぶっても、友人たちは、やあハンチングとは、思いつきだね、あまり似合わないね、変だよ、よした方がよい、と親切に忠告するので、私は、どうしていいか判らなくなってしまうのである...
太宰治 「服装に就いて」
...実に筆者の実姉にあたり...
太宰治 「ろまん燈籠」
...物事を系統化する事の好きな人はその系統にはいらない事実に盲目になりがちなものである...
寺田寅彦 「笑い」
...是れ実に煽動家の手段なりと謂ふを得可きも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...満身悉く傷痍を受けて殆ど完膚なきを見る然り彼れが盛名の時代に死せざりしは実に彼れの不幸なりき大不運なりきさもあらばあれ彼れは他の元勲政治家に比して最も堅固なる根拠を有せり政党の首領として最も素養ある位地を有せり他の元勲政治家は未だ利害を同ふするの政党を擁するものなく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...今までの日本画家が余り描かなかったような題材を選べば一番安全であるという明白な事実に気がついた...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...このロシアという国は実に奇妙なところで...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...実に解しかねる行動じゃありませんか...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...弱気の投資家は確実にうろたえ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「バブル崩壊」
...余は実にかやうな境界(きょうがい)に陥つて居るのである...
正岡子規 「病牀六尺」
...文化の枯渇の増大につれて切実にましていること...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ネマキから仕事着で(それで又相当どこでも通用するが)ピカソなんかでも実に仕事するのですって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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