...船で運ぶ無量の珍宝財宝が難破のため多く海に沈むからの見解で...
南方熊楠 「十二支考」
...これらの巨大な洞窟の宝財はチラチラと煙のなかに静かなそして妖しいばかり美しい火を持ち出していた...
吉川英治 「私本太平記」
...それにしても、江州車七輛の布覆(おおい)の下、十万貫の宝財は、そもどこへ運び去られていくのだろうか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...宝財永劫(とわ)の珠(たま)ならず位冠栄衣(いかんえいい)も何かせん民の膏血(あぶら)に灯(ひ)ともして奢(おご)りの華ぞあやうけれ明日(あす)にしもあれ一(ひと)あらしあらじと誰か知るべきや「こらッ」竹棒は檻車(かんしゃ)を撲(なぐ)って...
吉川英治 「親鸞」
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