...絶対命題は肯定命題と否定命題から構成されます...
...定命の外に出づべからず...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...個性の充実を得切らずに定命(じょうみょう)なるものを繋(つな)いで死なねばならぬ人がある...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...それを定命の死といわないで何処(どこ)に正しい定命の死があろう...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...ハイ定命(じょうみょう)はいたしかたないとして...
伊藤左千夫 「告げ人」
...機械的定命論者だ...
大杉栄 「鎖工場」
...俺の機械的定命論の中には...
大杉栄 「鎖工場」
...それは樹齡の定命で自然にさうなつたものか...
近松秋江 「湖光島影」
...定命から申しても...
直木三十五 「南国太平記」
...五十年を定命(じょうみょう)と致すそうでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間の力ではひとの定命を半日繰延すこともむずかしく...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...三人とも定命に達した今でもなかなかコワイ彼らが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...定命近い今年になって...
正岡容 「わが寄席青春録」
...ルマニア人は犬の定命(じょうみょう)を二十歳と見立てたらしい...
南方熊楠 「十二支考」
...これも定命(ぢやうみやう)で...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...(b)往々にしていとも気紛れなる「時」の手がこわれはてたる定命を縫い繕いたり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...早や人間の定命(じょうみょう)には達しておる...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここまでがこの世の定命(じょうみょう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...人生(ひとのよ)の定命(じょうみょう)を生き越えている私たちではありませぬか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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