...人格がその人の芸術を定めるのです...
上村松園 「今日になるまで」
...新聞紙は一に読者の興味を標準として材料の価値を定めるゆえ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...室内をどうやら見定めることができるようになった...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...とうてい明らかな境界を定めることはできぬに違いない...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...各色の範囲を定めるならば...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...影の中に目を定めるたびごとに万人が認め得るところのものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...白くいぶる榾(ほた)の余烟(よえん)とを透して見定めると...
中里介山 「大菩薩峠」
...法律を定める人と...
中里介山 「大菩薩峠」
...それをはっきり見定めることは彼には出来なかった)何としても「我」が失くなるなどということは堪らないし...
中島敦 「狼疾記」
...写真から人間(にんげん)を定める方は中々(なか/\)六づかしい...
夏目漱石 「それから」
...法律でこれを定める...
日本国 「日本國憲法」
...法律でこれを定める...
日本国 「日本國憲法」
...あの晩きつと來ると思つた曲者の顏を見定める氣だつた――だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曲者の姿を見定める隙(ひま)はございませんでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...しかし私が真面目であるか何うかを見定めるやうに...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...高橋義孝・近藤圭一訳『ゲーテ全集』 第五巻)かようにして私はここでもまた何が正しくしかして何が誤っているかをはっきりと見定めることができる...
三木清 「語られざる哲学」
...一概に紋から家の先祖を定めることもできないが...
柳田國男 「名字の話」
...――真の支配者を定めるための戦にすぎぬ...
吉川英治 「大谷刑部」
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