...K の他の点で起る出来事はしかしこの時計で直接に時を定めるわけにはゆきません...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...あるいは先後(せんご)を定めるのに迷って居ったのかもわかりませぬ...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...とうてい明瞭な境界線を定めることはできぬ...
丘浅次郎 「境界なき差別」
...各色の範囲を定めるならば...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...どこか気に入つたところに住居(すまひ)を定めるつもりでしたが...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...定めることのできる世界なのである...
中井正一 「美学入門」
...敵の威力を見定める眼を失っているからのこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...ついに個々を貫いている串(くし)を見定める事のできないうちに電車を下りてしまった...
夏目漱石 「明暗」
...去就を定めるのだから...
夏目漱石 「私の個人主義」
...法律でこれを定める...
日本国 「新憲法の解説」
...法律の定める手續によらなければ...
日本国 「日本國憲法」
...息の絶えるのを見定める隙もなく逃げ出した...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それを見定めると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見定めると五六寸も積った筈(はず)の雪の上へ...
野村胡堂 「猟色の果」
...吾々が日常生活において時を測り時を語り存在並びに出來事の時間的位置を定める場合の時乃至時間性はこれである...
波多野精一 「時と永遠」
...三月十一日初日三本立で行くことゝ定める...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...必要事項を定めるときにも...
横光利一 「夜の靴」
...三法師を相続者と定める議案は一決した...
吉川英治 「新書太閤記」
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