...また大和の役所をお定めになり...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...河瀬の舍人をお定めになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...新聞紙に広告してゐないかをよく見定めておいて...
薄田泣菫 「茶話」
...しかし兜(かぶと)は信貴山の宝物になっている兜がどうしても楠公の兜と定めて置かなければ...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...定めし故国に勝利はもはや訪れて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...自分の意志で生活の方向を定め...
豊島与志雄 「生活について」
...こんな事を清にかいてやったら定めて驚く事だろう...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...腕のきかぬ主人にとっては定めし苦手(にがて)であろう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...もうランプに狙(ねら)いを定めることができなかった...
新美南吉 「おじいさんのランプ」
...上になり下になり争う人影を見定めて近づくと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...群がる疑いを解いてやろうと思い定めたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは前のように置き場所を定め...
羽仁もと子 「女中訓」
...目標を定めたいものだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...おさめる覚悟定めたんや」「馬鹿な」金五郎はびっくりして...
火野葦平 「花と龍」
...また股引(ももひき)は四足(しそく)縫い上ぐるを定めとし...
福田英子 「妾の半生涯」
...折角拵へたばかりの一枚看板までを民蔵に持つて行かれた女房は定めしいらいらとしてゐるだらう...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...1)Id. c. ⅹ. p. 348, 350.夫の数は明かには定められておらず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...シュワン・アレーに定められた教授の宅へは私も時々伺ったが...
三木清 「ハイデッゲル教授の想い出」
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