...千紛を除いて大計を定む...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...安心を願うことを知ると知らざるとによりて定むることができます...
井上円了 「おばけの正体」
...青年の成業の第一要件はまず的確なる目的を定むることである...
大隈重信 「現代学生立身方法」
...何処(どこ)から何処(どこ)までが何処(どこ)の勢力範囲だと定むる事も出来たが...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...「魯西亞官吏は安政三年より定むべし...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...実際に於て文部省不信任の意義を表明したるもの也何となれば学制の方針を定むるは文部大臣の職責にして他の容喙を要す可きものに非ず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...かくて帝室藏書場の位置を文淵閣と定む...
内藤湖南 「文溯閣の四庫全書」
......
永井荷風 「書かでもの記」
...こういう場合には値段(ねだん)を定むるに両者間の承諾(しょうだく)の上に成るから...
新渡戸稲造 「自警録」
...一時の現象に眩惑(げんわく)されて終身(しゅうしん)の方針を定むることは...
新渡戸稲造 「自警録」
...身の方向を定むるもまた...
福沢諭吉 「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」
...つめたしは冬季と定む...
正岡子規 「俳諧大要」
...彼は年に二期と定むると...
南方熊楠 「十二支考」
...(338)後又十六年 Antipater の下に選擧資格を定むるに資産額を以てし...
森鴎外 「古い手帳から」
...地を限り境を定むるのが標であった...
柳田國男 「地名の研究」
...ただ十二人と定むべし...
吉川英治 「上杉謙信」
...漢皇剣をひっさげて寰宇(かんう)を清め一たび強秦(きょうしん)を定む四百載(さい)桓霊(かんれい)いまだ久しからず火徳衰(おとろ)う乱臣賊子鼎(ていだい)を調え群盗四方にあつまる蟻の如し万里の奸雄みな鷹揚(おうよう)吾ら大嘯(たいしょう)...
吉川英治 「三国志」
...誰か定むべき相共(あいとも)に賢愚なり環(たま)のごとく端(はし)なしたとえ...
吉川英治 「親鸞」
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