...安心を願うことを知ると知らざるとによりて定むることができます...
井上円了 「おばけの正体」
...◯かくヨブの禍(わざわい)を罪の報(むくい)と定む...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...何処(どこ)から何処(どこ)までが何処(どこ)の勢力範囲だと定むる事も出来たが...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...ただこの種の作物の価値を定むるものとしての科学的要素を考えてみよう...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
... 430トロイア及びアカイアに施すところ定むべし』しかく宣んして單蹄の駿馬あとへと曳き返す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...アキルリュウスは決勝の點を示して競走の路程を定む...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...職業の品格いかんはまたただちにその人の品格を定むるものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...その城下の位置を定むるに...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...甲斐を取るよりも飛騨を定むるのが先じゃわい...
中里介山 「大菩薩峠」
...安楽を庭上に召されて罪を定むる時...
中里介山 「法然行伝」
...その時々に行わるる標準をもって勝敗を定むることはほんの一時的で...
新渡戸稲造 「自警録」
...その方向を正しくして止まるところを定むべし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...学問上竹の品種を定むるに当り...
牧野富太郎 「植物記」
...蛙鳴く水田の底の底あかり藤澤の旅籠屋を敲いて一夜の旅枕と定む...
正岡子規 「鎌倉一見の記」
...春季と定むることこれ恐らくは吾人普通の感情に逆らひしものにあらざるを得んや...
正岡子規 「俳諧大要」
...早中晩の種類を択び定むるなり...
柳田国男 「遠野物語」
...わらはの思ひ定むる道も変りなむ...
夢野久作 「白くれない」
...まさに三軍を将率し、北中原を定む...
吉川英治 「三国志」
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