...こういう遊牧民の居所は彼らの家畜によって定まることになっていった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...これをもって J=9 と定まる...
海野十三 「暗号数字」
...この日本の地方色との妥協の如何によって定まるものと考えている人もあるようである...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...角の数が何で定まるか...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...權力の集中點自然に定まる所あると同時に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...自分たちの腕も定まるのでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...私が今まで述べただけで定まるものではないと思うし...
中谷宇吉郎 「雪」
...直ぐに先生の判斷で定まる...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...一家の都合(つごう)によって返済の能(のう)不能(ふのう)も定まることであるから...
新渡戸稲造 「自警録」
...労働の値は供給によつて定まるものだと云へば...
平出修 「公判」
...一生の運の定まる時と心附いたのか?抑(そもそも)また狂い出す妄想(ぼうそう)につれられて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...次に「打出の浜に」とその場所を定め「おろしけり」といふ語でその場所における主人公の位置が定まるので...
正岡子規 「病牀六尺」
...適確に表現し得たか得なかつたかによつて定まるのである...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...定まるようにと希(ねが)うからであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...新作の価値の定まるのは時を要する...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...西蜀漢中の分野ここに定まるとはいえ...
吉川英治 「三国志」
...九州さえ平定し得ればまずは天下も一おう定まる...
吉川英治 「私本太平記」
...棺(かん)を蔽(おお)って定まるとか...
吉川英治 「私本太平記」
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