...官臭とやら女子の知らぬ香のする黨には鮒馬の君とて用ひも輕からず...
一葉 「暗夜」
...何となく官臭とも云ふべき厭味(いやみ)のあるのに服しなかつたが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...大連の邦人は満鉄の諸君に官臭(お役人風)があると云ふ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...予は寧ろ多少の官臭はあつても...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...併し今夜の諸君は官臭も無く...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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