...官府の役人に相談することにした...
...この町には官府がほとんどないため、自治会が自治をしている...
...官府から注意を受けた店は、改善することになった...
...官府が出した指令に従わない場合は罰金が課せられることがある...
...この国には官府によって管理されている文化遺産がたくさんある...
...この身を官府に引き渡して...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...博多武官府にいたと言う...
梅崎春生 「桜島」
...二年目になって総官府に上申する事件ができて...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...我が官府をそしるとは...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...實に官府の秩序と威權とを保維するを以て行政の要と爲したるに由れり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...古沢滋の如き其他中央官府及び地方庁に散在する属僚の如き...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文官府や武官府など数々のものを包括しているが...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...舊唐書までは官府の記録を材料としたが...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...正確な官府の日記とは...
原勝郎 「足利時代を論ず」
...若し其追記の部が官府の吏人の公職を帶びてなせる者ならば...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...官府の書類としては少しく詳細に過ぎ冗長の嫌あるのみならず...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...官府に反故(ほご)のうずたかきゆえんなり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...元治元年に三世瑞仙直温の官府に呈したものである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...官府の文書には維新の際まで...
柳田国男 「家の話」
...劉表は、思い出したように、「そうそう、ずっと以前、許昌の官府で、君と曹操と、青梅の実をとり酒を煮て、共に英雄を論じた時、どちらが云ったか知らないが、天下の群雄もいま恐れるに足るものはない、まず真の英雄とゆるされる者はご辺と我ぐらいなものであろう――と語ったそうだが、その一方の御身が、先頃からこの荊州に来ていてくれるので、この劉表もどんなに心強いか知れぬ」と、いった...
吉川英治 「三国志」
...官府の腐敗を見たり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...官府の腐敗も、大宮人の貧しい裏面も、都会のどんなものかという事も、かつて、長い遊学中に、ずいぶん、知っていたはずなのに、もうそれを、忘れはてて、正しいものは必ず勝つと、信じていたほどなばかであった事を、自ら覚(さと)らずにいられなかった...
吉川英治 「平の将門」
...官府において、その事由を、糺(ただ)せらるべきに、何ぞはからん、彼が理を得るの官符を下し賜はんとは...
吉川英治 「平の将門」
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