...早いものだな」と宗近(むねちか)君が云う...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗近君は脱いだ両袖をぐるぐると腰へ巻き付けると共に...
夏目漱石 「虞美人草」
...ようやく宗近に頼んで連れ出して貰(もら)いました...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗近の言(こと)は継母に対するわが心の底を見んための鎌(かま)か...
夏目漱石 「虞美人草」
...彼奴(あいつ)が嫁に行くと少々困るね」「いい嫁の口はないかい」「嫁の口か」と宗近君はちょっと甲野さんを見たが...
夏目漱石 「虞美人草」
...「妙な舟だな」と宗近君が云う...
夏目漱石 「虞美人草」
...「おいいたぜ」と宗近君が云う...
夏目漱石 「虞美人草」
...「蜜柑(みかん)が食いたい」と宗近君が云う...
夏目漱石 「虞美人草」
...ホイスキーだのと云って……」宗近君は妙な顔をして甲野さんを見た...
夏目漱石 「虞美人草」
...真率なる快活なる宗近家の大和尚(だいおしょう)は...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗近君と藤尾(ふじお)の関係を知るような知らぬような間(ま)に...
夏目漱石 「虞美人草」
...浅かれ深かれ宗近君と孤堂(こどう)先生との関係をぷすりと切って棄てたい...
夏目漱石 「虞美人草」
...「うん」と宗近君は云った...
夏目漱石 「虞美人草」
...したがって気楽な宗近が羨ましい...
夏目漱石 「虞美人草」
...――「君もし宗近へ行ったらね...
夏目漱石 「虞美人草」
...おれば両方が堕落する」「出てどこへ行く」「どこだか分らない」宗近君は机の上にあるレオパルジを無意味に取って...
夏目漱石 「虞美人草」
...何時(なんじ)に」「三時に停車場(ステーション)で出合うはずになっているんですが」「三時と――今何時か知らん」ぱちりと宗近君の胴衣(チョッキ)の中ほどで音がした...
夏目漱石 「虞美人草」
...ごもっともで……」と宗近老人はとりあえず二遍つづけざまに述べる...
夏目漱石 「虞美人草」
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