...宗近の言(こと)は継母に対するわが心の底を見んための鎌(かま)か...
夏目漱石 「虞美人草」
...見た上でも元の宗近ならばそれまでであるが...
夏目漱石 「虞美人草」
...彼奴(あいつ)が嫁に行くと少々困るね」「いい嫁の口はないかい」「嫁の口か」と宗近君はちょっと甲野さんを見たが...
夏目漱石 「虞美人草」
...「おい富士が見える」と宗近君が座を滑(すべ)り下りながら...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗近君が後(うし)ろから...
夏目漱石 「虞美人草」
...「相輪た何ですか」と宗近君は阿爺(おやじ)の前で変則の胡坐(あぐら)をかいている...
夏目漱石 「虞美人草」
...ただ珍らしいだけだ」と宗近老人は箸(はし)を上げて皿の中から剥(は)ぎ取った羊羹の一片(ひときれ)を手に受けて...
夏目漱石 「虞美人草」
...四五十人の一座をずっと見廻した宗近君は...
夏目漱石 「虞美人草」
...一(はじめ)にやろうがやるまいが余計な御世話じゃないか」「今どっかへ出掛けたでしょう」「どこへ行ったんだろう」「きっと宗近へ行ったんですよ」対話がここまで進んだ時...
夏目漱石 「虞美人草」
...斜めに宗近君を見ると...
夏目漱石 「虞美人草」
...「うん」と宗近君は云った...
夏目漱石 「虞美人草」
...「宗近さん」と壁を向いて呼んだが...
夏目漱石 「虞美人草」
...どうこれからなんだ」と宗近君は煙草の煙(けむ)を押し開いて...
夏目漱石 「虞美人草」
...馬鹿の気違のと呼びつづけに呼ばれていたんだ」この時宗近君の大きな丸い眼から涙がぽたぽたと机の上のレオパルジに落ちた...
夏目漱石 「虞美人草」
...おれば両方が堕落する」「出てどこへ行く」「どこだか分らない」宗近君は机の上にあるレオパルジを無意味に取って...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗近君の来訪に対して歓迎の意を表する一点好意の核は...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗近君がまた遮(さえぎ)った...
夏目漱石 「虞美人草」
...宗近さんが私の腰を診(み)に来た時に云うておりました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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