...この号も兎(と)に角(かく)年少時代の正宗氏を想はせるのに足るものであらう...
芥川龍之介 「続澄江堂雑記」
...のみならず又正宗氏自身も短篇作家としては...
芥川龍之介 「続文芸的な、余りに文芸的な」
...当時の正宗氏は必ずしも人気はなかつたらしい...
芥川龍之介 「続文芸的な、余りに文芸的な」
...正宗氏の作品を集めた本を手当り次第に読破して行つた...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...人生の表裏を知つてゐることは正宗氏も徳田氏に劣らないかも知れない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...この後二三日を経て正宗氏の「ダンテに就いて」を読んだ...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...僕も亦正宗氏のやうに如何なる社会組織のもとにあつても...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...正宗氏はダンテの「美しさ」には殆ど目をつぶつてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...僕は正宗氏のダンテを仰がずにダンテを見たことを愛してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...やはり正宗氏の双眼の色も...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...正宗氏は或はこの双眼も義眼であると言ふかも知れない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...正宗氏は多くのなかから一つの絵を指(ゆびさ)して見せた...
薄田泣菫 「茶話」
...正宗氏のやうに、これらの作品にガリヴアの「旅行記」を比較するのは間違つてゐる...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...――正宗氏の厭世主義は人生に地獄のみを見るそれである...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...脇屋ノ二郎義助以下、大館宗氏、堀口貞満、同行義、岩松経家、里見義胤(さとみよしたね)、江田行義、篠塚伊賀守、瓜生保(うりゅうたもつ)、綿打(わたうち)ノ入道(にゅうどう)義昭(ぎしょう)、世良田兵庫助、田中氏政、山名忠家、額田為綱(ぬかだためつな)、等、等、等……呼ぶ...
吉川英治 「私本太平記」
...大館宗氏、江田行義が将となって、さきに新田蔵人が急いだ鎌倉の大手、極楽寺の切通し口へ...
吉川英治 「私本太平記」
...新田がたの大館宗氏の一勢が...
吉川英治 「私本太平記」
...一四二〇年に日本に来た朝鮮の使節朴端生が、朝鮮海峡や瀬戸内海の印象に基いて書いた報告によると、赤間関から西では対馬、一岐、内外大島、志賀、平戸など、東では四国の北の島々や竈戸社島などが海賊の根拠地であって、その兵は数万、船は千隻を下らないが、しかしそれらの根拠地の領主、宗氏、大内氏、宗像氏、大友氏、松浦党などは、それらの海賊に対して強い支配権を握っていたという...
和辻哲郎 「鎖国」
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