...従軍中しばしば清廷の宗室大官と親近する中に計らずも粛親王の知遇を得たのが青雲の機縁となった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...この千家の玄々斎宗室と呼ぶのが藩士の名義になって二百石を受け...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...漢の宗室の末孫、中山靖王の裔(えい)であるおまえが、万民のために、剣をとって起ったのですよ」「はい」「千億の民の幸いを思いなさい...
吉川英治 「三国志」
...そのふたりが漢朝の宗室たる劉玄徳を伐(う)ちに向われるか...
吉川英治 「三国志」
...「博多(はかた)の宗室でござりまする」まず...
吉川英治 「新書太閤記」
...宗室どのは水を打ち花を活(い)け...
吉川英治 「新書太閤記」
...「いちど宗室を案内とし...
吉川英治 「新書太閤記」
...――が宗室、その日までお汝(こと)は生きているか」小姓に葡萄酒を酌(つ)がせながら、信長が、老人の彼をからかうと、宗室も負けてはいないで、「いやそれよりも、どうかてまえの生きているうちに、あなた様の御統業(ごとうぎょう)を、一日もお早く、宇内(うだい)に確(しか)とお示しください...
吉川英治 「新書太閤記」
...博多の町人というこの宗室...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに今宵いる島井宗室の如きは...
吉川英治 「新書太閤記」
...島井宗室も、同じ海外貿易を業とする町人で、宗湛の家とは親戚にあたっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...島井宗室も神谷宗湛も九州の家にはそういう事業をもっている人々だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...宗室、お汝(こと)も寺にたのまれたの」「ちと、お蔑(さげす)みが過ぎましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...国を憂いてのことでございます」宗室は真面目に...
吉川英治 「新書太閤記」
...転じてその眼を宗室へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうじゃないか、宗室」「いや、分りました...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつか島井宗室も...
吉川英治 「新書太閤記」
...島井宗室も帰る体(てい)を示して...
吉川英治 「新書太閤記」
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