...川島ほか数名がこもごも立って木村派を完膚ないまでに攻撃すると...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...完膚(かんぷ)無きまでに返報せられた...
太宰治 「古典風」
...完膚なき迄に罵倒するのです...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...新しい相対性理論によってその絶対性を完膚なきまでに打ち破られ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...殆ど悉く破壞せられて完膚なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...殆ど悉く破壊せられて完膚なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...完膚(かんぷ)のあるのは一つもないという有様でした...
中里介山 「大菩薩峠」
...この下郎共の口の端にかかって完膚(かんぷ)のあるのはないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...完膚なきまでにふみにじられた...
蜷川新 「天皇」
...その巻添えで可哀そうな女学生までが完膚なくやっつけられて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...完膚なきまでに中傷しました...
平出修 「計画」
...完膚(くわんぷ)なきまでに中傷しました...
平出修 「計畫」
...それこそ完膚なしという有様なのです...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...特に『人形の家』は完膚なきまでにやつつけられた...
宮原晃一郎 「イプセンの日本語譯」
...この夫は完膚無きまでに手キズを負わされてくる...
三好十郎 「恐怖の季節」
...ほとんど完膚(かんぷ)なく撃破せられるような日がくるならば...
柳田国男 「海上の道」
...ついに王朗の兵は完膚(かんぷ)なきまでに殲滅(せんめつ)された...
吉川英治 「三国志」
...完膚なきまでに解剖し...
米川正夫 「クロイツェル・ソナタ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??