...禹が天子に奏した事柄を史官が之を藏して居つたのに潤色を加へて本となつたのだといふ樣なことを宋儒が唱へた...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...唯宋儒以來は殊に此字を用うる事多く...
西周 「尚白箚記」
...宋儒の理の字の定義は是にて分明なり...
西周 「尚白箚記」
...深く宋儒の指す理と同一趣の理を徴する語と成れり...
西周 「尚白箚記」
...然れど宋儒の如く何も斯(か)も天理と説きて...
西周 「尚白箚記」
...宋儒諸氏も未だ歐學を知らざる者と爲れば亦咎む可きに非ざれども...
西周 「尚白箚記」
...一五 側面立法(Oblique legislation)土佐の藩儒野中兼山(のなかけんざん)は宋儒を尊崇して同藩に宋学を起した人であるが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...宋儒(そうじゅ)の如き心を明かにするとか...
正岡子規 「病牀六尺」
...宋儒長於論説...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」霞亭は藤房を以て我国宋儒の最初の一人として尊崇してゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...抽斎は日常宋儒のいわゆる虞廷(ぐてい)の十六字を口にしていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...おそらくは幼いときに聞いた宋儒理気(そうじゅりき)の説が...
森鴎外 「なかじきり」
...林羅山(らざん)の唱道せる宋儒理気の学に因りて圧倒せられ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...古賀精里等と共に宋儒を尊信して学統を一にせんとするの党派を形造りたりき...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...と宋儒(そうじゅ)の学はいっている...
吉川英治 「私本太平記」
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